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的を得ない質問


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 ここ1週間、社内からの問合せに苦慮しています。表題の通り、質問が的を得ていなく、何が聞きたのかわからないのです。振り回されて疲れました。

 

 私も、何がわからないのかわからないときがあります。そういう時は、自分がわかってい事を前提に相手に相談します。「あまりよくわからない段階で申し訳ないのですが、相談があります。」というように。相手もそのつもりで対応してくれます。

 

 わからないことがわかっている人もいますが、大概はわからないことがわかっていません。もっとたちが悪いのが、表面だけ整えたり、誰かから質問を頼まれたことを、自分の頭で理解せずに質問してくる人。こういう人はぼやっとしたまま質問してきます。経験を重ねて行けば、そういう質問にはボヤっとした答えしか返してもらえなくて自分が困ります。しかし、そのボヤっとしたままの質問をしている人は、それを繰り返してきます。そうすると答える方もそれくらいの対応しかしなくなります。

 

 こちらからA・B・Cと選択肢を用意しても、その選択肢には答えません。同じ状態のあやふやさで質問をしてくる。冷静に考えれば、AかBかCか答えることができないくらいわからないのだから堪えられないのです。こういう時、言葉の受け答えは大事です。相手を思いやる言葉を言えるかどうか。それで相手の対応も変わってきます。

 

 経験が浅い時は仕方がないです。私も若い頃は、わからないことを人に聞くのも訓練と思っていました。ですが、その私に対応してくださった方々は本当に大変だっただろうなと思いました。そうやって考えるとその恩返しをしているのかもしれません。

 

 質問をすることで、相手は自分のために時間と労力を費やしてくれている。そのことに感謝し、相手に何かを聞くときは可能な限り相手に負担を少なくなるようにしたい。また、わからないことはわからないと伝え、相手に敬意を持つことが重要だと感じました。


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