今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

言動が一致しない会社


スポンサードリンク

 久しぶりに同年代の中の良い友人とランチをした。その友人の所属においても、働き盛りの人が純粋に減るらしい。また組織変更によって、例えば担当役員の秘書等の所属が決まっていない等々、業務が定まっていないことも多く、異動の内示通りにはならず、つじつま合わせのプラスアルファの異動が発生しているそう。

 

 こちらも、業務が増えるのに、人は減る。それも高年齢化する。実際に手を動かす担当が減った。一つの業務に携わる人が増える、逆に人単位で言うと携わる業務が増える。誰に責任があるのかよくわからない、関わる人は多いけれど前に進まない感じがする。長く働いているけれど、かなりびっくりする要因配置です。

 

 時代の流れにより働きやすさをうたっているけれど、実態はこれ。言動が一致しない。世の中とはそういうものなのかもしれない。だけど、こんなにひどいものなのかな。自分が年を重ねることで、現実が見えてきた分もあるでしょうし、いろいろなことがわかるようになった分、至らなさも見えるようになったのだと思う。

 

 働き方改革といいつつ、残業をするなといっておいて、人を減らして、業務時間に終わらない業務量を与える。育休は男性・女性問わず積極的にとるように言うけれど、その分の要員の補充はない。

 

 何だろう。育休等世の中の流れに該当する人には優しいけれど、そうでない人には優しくない。

 

 残業が一番多い人が、プラスで1人区ぐらいの業務を担うことになった。(私ではありません)。その当人は「自殺行為だと思う」という。「終わりがあれば、1年後に育休の人が復帰してくるまで、留守を守ろうと」本気で言っているんです。

 

 「自殺行為」と言っていることから、自分でも無理しなければいけない状態になるとわかっている。私も含めて、実情がわかる人からは、「何もあなたがやらなくていいんじゃないの?」と言われていた。それでも、「○○さんが大変だから」と。

 

 本来マネジメントを考える人は、安心してるでしょう。その人が仕事を引き受けたのだから。この人が倒れても、そのマネジメント職は、罰せられもしないでしょう。

 

 何でも自分でやらなければいけない。周りの人が困るなら自分がやると。いい人です。私も以前は認められたい気持ちもあって「自分がやる」というところがありました。

 

 今は、人のために頑張ろうとも思わないし、いい人であろうとも思わない。手伝いますともよほどのことが無い限り言わない。そして、私も業務を増やされた。増やされる前の業務には今までと同じ温度感では携わらない。課題解決が仕事だけど、時間の中でできることしかやらない。

 

 会社よりも自分の方が大事だ。言動の一致しない会社のために、自分を捧げる案て考えるにも及ばない。


スポンサードリンク