今を大切に生きる

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残り香

 デパートに入ると、香水と化粧品が混じり合った独特の匂いがします。香りではなく、匂いという表現になります。

 

 香水と一言に言っても、コロンのような軽いものから、中世フランスの貴族がつけていたであろう濃厚な香りがするものまで濃い香りがするものまでいろいろな様々な種類があります。

 

 職場に必ず香水、それも、濃厚な香りの方をつけている女性がいます。最近は近くに行かないとわかりませんが、以前は、今このトイレに入っていたんだ。廊下を通ったんだなということがわかる感じです。残り香が証明しています。

 

 香水という言葉から、華やかだったり、夜の街をイメージするところがあります。職場の女性は、華やかというよりもどちらかというと、洋服や化粧は清楚系、香りとは異なる印象です。

 

 しかし、香りの方が印象が強く、清楚さよりも香りの方が印象に残ります。少なくとも私は。

 

 中世のヨーロッパでは、香水をつける目的は、お風呂に入る習慣がなく、体臭を消すためだったといいます。またデパートの入り口付近に香水売りが場あるのは、英国等で、馬の落とし物の匂いをかき消すという目的もあったそうです。


 その女性、なぜ強めの香水をつけているのかはわかりません。私は近くには座りたくはないです。五感で感じることはそのまま感じるので難しいですね。