会社に入社した頃に近くにいた女性の先輩。ご自身がご家族の中で妹だからかはわかりませんが、私のことを妹のように扱っていました。
先輩は私よりも一回り位上です。私が入社した頃には、その女性の同期は数少なくなっていました。一方、同期の男性たちの飲み会にも当時からよく参加されていたそうです。
私が入社したころからではなく、十数年経った頃のこと、その先輩は、同期の男性たちとの飲み会で、「お前はこのまま結婚しないで、俺たちと楽しく飲んでるのが一番だよ」と言われたそうです。それを照れ隠しをしながら嬉しそうに私に話していました。
先輩が言いたいのは「私は同期の男性たちから人気がある」ということ。後に欠きますが、私は「なぜその動機は○○さん（その先輩）にそのようなことを言うのですか？」と
もう一つ、こんなこともありました。その先輩は、同期やそれ以上の年齢の男性社員からよく飲み会に誘われていました。そこに、私も含めた後輩女性も誘われました。
後輩女性群のなかに自己愛が強く、周りを下にみることで自分を保つような難あり女性がいます。先輩女性は、その後輩女性のことを「彼女（その後輩女性）にとって、自分（先輩女性）の隣にいることがステイタスなんだよね」と言ってきたんです。
意味わかりますか？私はこれをきいたときに、正直に目を見開いて、その人の顔を見たと思います。それくらい本当にびっくりしました。
その先輩女性の隣に座ったことは何度かあるけれど、一度もステイタスだとなんて思ったこともありません。（お世話になったと思うことはありますが）私は感じていたことは、飲み会は後輩としての役割で隣に座っている。それだけです。
「お前はこのまま結婚しないで、俺たちと楽しく飲んでるのが一番だよ」の話に戻ります。
私は独身です。もし、自分の同期の男性に、「お前はこのままま結婚しないで，俺たちと一緒に楽しく飲んでたらいいんだよ」と言われたら、むしろ切なく、「余計なお世話」と感じます。
私はそもそも大勢の飲み会は嫌いです。その場だけは楽しいかもしれないけれど、無理に話を併せる部分もある。大勢の飲み会であっても、カウンセリングの講座メンバーや通信制大学の同期との飲み会にはいきます。
先輩は「同期の男性は，どうしてそのようなことを言うのですか？」ときいたら、「親の介護の問題が発生した時に、妻が外に飲みに行けるかというとそうでもない。今から結婚する場合、子供をつくることは難しい。それであれば、こうやってすごしたほうがいいんじゃないか。」っていうことみたい。と先輩は言っていました。
これは、「今」の「会社の同期」として、その「時間」のことを言っているわけです。もっというと、「長い時間軸」で「人間同士」としてではありません。つまり、人気があるとかそうではないと思います。（②につづく）
