月1で参加している勉強会で知り合った60代の女性。
この方、数年前に離婚をされてします。くわえて、働く職場でパワハラを受けていたとのこと。話を伺うと、痩せ細って,悲壮感が漂う印象です。しかし,この方は、つやがある人なのです。
この方のお洋服を含めたファッション、ご自身に似合うコーディネートをされています。雰囲気でいうと、カフェでくつろぎながらコーヒーを飲んでいる雑貨店に勤めている人のようなイメージです。
身につけているものはいわゆるブランド品ではなく、雑貨屋さん等で売っているようなカジュアルさで、可愛らしい印象です。
そして、何よりもお肌がとても綺麗。お肌を見るとつやがあります。第一印象は、透き通った、パッと華やかな感じです。
髪の毛もつやをもちまとまっています。髪の毛からも生のエネルギーを感じます。
表情も穏やかです。眉間に皺を寄せることもなく、怒りや聞き苦しい言葉を発しません。他人の行動に対して「辛かった」等の自己開示はあります。
その方は、今の職場をキッパリと離れることを決め、実行されました。悩んでいても仕方がないと前を向むいて歩み始めました。
この方を見て、学ぶことがたくさんありました。
1つは、お肌や髪の毛の「つや」を維持継続していること。自分の雰囲気に合ったコーディネートはとても大事です。ですが、お話を伺うと、本当に大変で,ご自身が心身のバランスを崩すこともあり得た状況です。
にもかかわらず、そのように感じさせないつや。大変を乗り越えて、つやを自分で作っているのです。
お肌や髪の毛から伝わってくる「生」の遠るギーは、ご自分を愛おしみ、お手入れをされている。自分を大切にされていることから醸し出されることと思います。
お洋服、持ち物には、寒さ暑さの対応,実用性、ファッション、いろいろな用途があります。自分らしさを醸し出せるということは、自分が好きなものがわかっている、自分に合うものがわかっているということだと思います。
そして、このかたは,何より自分はこの方向性にむかいたいと,自分で方向性を定めていました。その道に進み,望む現実を呼び寄せているようにも見えました。
私は勉強会でこの人の状況を知らない限り、とても温厚に,順調に人生を歩んできた人だろうとお見ていたと思います。いろいろな経験を乗り越えてあれだけの雰囲気を醸し出せる。見習いたいと思います。