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問題の本質


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 本質とは最も大事な要素、性質。欠かせないもの。私は本質とは一つだと感じています。しかし、この本質は見る人や立場によって変わるものなのでしょうか。

 

 例えば、上司A氏、部下B氏がいたとします。B氏はA氏からパワハラを受けていると感じています。パワハラパワハラを受けた人がそう感じることがポイントではあります。それには相性、個人差もあるかもしれませんが、このA氏は以前C氏にも第三者から見てパワハラと感じる行為をしていました。本人同士にしかわからないことですが、第三者から見ても相性の問題ではなくパワハラだと感じる場合、問題の本質はどこにあるか。

 

この問題の本質はパワハラ気質のある人が上司という役割を担っていることだと私は思います。

 

アンガーマネジメントができずに、部下をいじめたり、人に八つ当たりをするような人がマネジメントをしていればこのようなことになるのは当たり前。

 

パワハラを見て見ぬふりをし、許容しているのは組織の問題

 

アンガーマネジメントができずに人にあたるのはA氏の問題だとおもいます。

 

 この場合、組織がA氏に何らかの処分を下し、マネジメントをする立場を外すようならば本質を見て対処を解決にむけて問題に対処していると思います。

 

 ですが、A氏は仕事ができるから、上層部のD氏に好かれているから今のポジションから外せないであったり、別の部署に異動しマネジメントを続けるなど、問題の本質とは異なる理由でA氏にマネジメントを継続させていたら同じことが繰り返されるでしょう。A氏は自分に実害がなければ、自ら変わろうともしないでしょう。

 

 上記は極端な例です。私がここで言いたいことは、本質を見抜かずに、事態を放置するもしくは曖昧な対応をしている限り、問題の本質=パワハラは解決されないということです。本質は最も大事な要素、パワハラをなくすことにあります。

 

 竹を割ったようにスパーンと解決する話ではないのかもしれませんが、本質に対する対応をしない限り物事が好転するわけもありません。

 

 私はどこからみても問題の本質は同じだと思います。問題に対する対応は、本質が異なって見えているということではないと思います。

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