今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

コップ半分の水の重さ


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  絵の先生が「一日に良かったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを3つ挙げましょうとお話になりました。そうすると、良いことしかみえなくなってくるから。それがとても大事なのよ。」とお話になりました。

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

 毎日の中で、良かったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを振り返る。最初のうちは3つ見つけるのが難しかったのですが、だんだんと見つけやすくなりました。

 

 例えば、「ぐっすり眠れた」、「今日お話しした○○さんの笑顔がステキで刺激を受けた」、「今日のお夕飯はおいしくできた」、「街路樹の花が咲き始めた」、「今日は気持ちよい気温だった」、「あのことが可笑しくて大笑いした」、「遅刻しなかった」、「エレベーターにすぐ乗れた」、「お風呂で身体の疲れがほぐれる感じがした」、「体調が良かった」、「朝早起きして少しのんびりできた」など等良かったことがたくさんあるのです。

 

 その日におきた嫌だったり、悪い出来事よりも良いことの方が沢山あります。何よりも一日何もなく過ごせたことの素晴らしさは何かあったときに気付く。日常はありがたいことなのです。良い方向に目を向けると、実は嫌だったり、悪いことの数はほんの少しであることにも気づきます。

 

 面白い記事を見つけました。コップに半分の水が入っています。一人の心理学者が半分の水が入っているコップを持ち上げました。その心理学者は「個のコップの重さはどれくらいだと思いますか?」と聞きました。

 

学生は「100g」、「200g」と思い思いに答えます。

 

 心理学者は「物理的な重さではありません。答えは、このコップを持ち上げている時間です。コップに入った水を10秒、1分持っていても何の問題もありません。もし、1時間持ち続けたら、腕が痛くなります。もし1日持ち続けていたら、腕の感覚が麻痺します。」

 

 コップを持っている時間の間、水の物理的な重さは変わりません。しかし、コップの水は持ち続ければ、時間が長くなるほど重くなっていくのです。

 

 心理学者は、「コップの水は、ストレスと同じ。ストレスをずっと持ち続けたら、そのストレスの大きさが変わらなくても、感覚がマヒしていきます。ストレスに囚われ続けると、感覚や思考が麻痺してしまい、ほかのことに手がつかなくなる。コップの水を置くこと、ストレスを手放すことが大事なのです。それを覚えておいてください」と話したそうです。

 

 ストレスを持ち続けない。手放す。持ち続けても良いことはない。わかりやすい例えに、ストレスを早く手放すこと、ストレスを溜めないことがとても大事だと納得しました。


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