2022年年始に「自分がありたい方向性」を定めました。それは、「働くために生きている」から「自分の人生を生きる」こと。
シフトチェンジに向けて「私(プライベート)・個(個人)」で「自分の人生を生きる」ために心がけたいことを22個掲げました。
今日はその20回目は「受け取らない、受け流す」(6月9日)の振り返りです。
私は真に受けて、白か黒かはっきりさせる「白黒主義」の傾向があります。仕事においては「グレー」な状態ができるようになりつつあります。
私はもう必要以上に仕事をする気はありません。今は一時的に忙しく、それも「手抜き状態を上司も気づかずに他部署から指摘を受けて改善する」ことに取り組んでいますが、これは「必要」だからやろうとは思います。ただ、他人がやらないことのために「残業」するのも嫌です。
今私は会社と合意の上で「残業しない」ことになっています。それでも残業してしまいました。課題の方向づけを確実にしたかったから。本当に馬鹿です。やって1時間も経たないうちにやるべきではなかったと気づくようになったのは成長です。
私の周りには、「責任感があるのかないのかわからない人」、「物事を全体で見ることができない人」、「やるといったことをやらない人」、「子飼いをつくる人」、いろいろな人がいます。そういう中で、仕事で成果を出すことを優先に考えてきた。つまり、他人の役割や責任を引き受けて完成させようとする傾向がありました。
他人の至らないところをフォローしてどんどん仕事を増やし、休日出勤をして業務を進めるUさんがいます。Uさんには私も助けられています。ですが、どうして休日出勤をしてまで、夜遅くまで連日残業をするのだろうと思うことがあります。
Uさんに「なんで休日出勤してやるの?」と聞いたら「終わらないから。やらないと進まないから」、「○○をしておくと先に進むのが早いから」といいます。
不思議なもので、Uさんのように仕事がうまくいくように進める人、他人の責任も引き取って業務を進めてくれる人に周りの人は「甘える」から、そうしてくれるのが「あたりまえ」になっていくのです。そして感謝の言葉もない。自分に都合よくものを考えます。Uさんは感謝の言葉を期待しているわけではないけれど、感謝の言葉がない、その気持ちを感じられないのが寂しいと言っていました。
以前Uさんのことを、当時の評価者が「どうしてあそこまで仕事をやるのかわからない」、評価者ではない同僚が敵意むき出しで「家庭に居場所がないんだと思いますよ」と影で言っていました。
全体がうまくいくように考えられる人がこのような言われ方をされる。そして、要領が良い人の方が、上司からは評価されている。残念なはなしです。
Uさんは、大切な友人でもあります。自分のことだとよくわからなくなりますが、大切なUさんのことならわかります。彼女が自分が人のお世話をすることが好きで、休日出勤が好きでやっているなら、自分がそれに喜びを感じているのならこのままでいいと思います。
Uさんはおせっかいな部分もありますが、もし、周りの人の間に入って、上司が至らないから、自分がサポートしてやらなければいけない。○○さんが大変そうだから、助けてあげなければいけない。誰もやらないから自分がやらなければいけない。が原動力になっていたら。
Uさんは自分のことを「鈍感だ」といっていましたが、本当に「鈍感」なら、ここまで仕事で潤滑油のような役割は担えないと思います。
しつこいですが、特に仕事ではこのように人の善意だったり、努力だったりを利用する人たちがいるのです。そういう人たちの甘えや無言の空気感にこめられた逃げは「受け取らない」、「受け流す」。そういう「場」で私がやらなければいけないと感じることほどその気持ちを「受け取らない」で「受け流す」
そして、なぜ自分がそこまで頑張るのか。私の場合はなぜ自分がそこまで頑張ろうとしていたのか、苦しくても向き合う。そうすると「頑張らなければいけない」と感じていた何かに気づく。そして「頑張らなくてもありのままに価値があること」に気づく。
ここからは振り返りです。
上記ほぼ原文ですです。上記は今も違和感なくフィットし、ここから進化しています。
1つは仕事のこと、今私がやっているのは「手が足りない業務」にあたるものが多い。6月にやっていた仕事とは違うものの「手抜き状態を上司も気づかずに他部署から指摘を受けて改善する」ような状態です。
判断をする立場にある人がブレブレで、実働部隊が困っている。私から見ると判断する立場の人が、軸があれば、整理はしきれなくとも運用でカバーできることではあります。そう思い、実働部隊がこまらないように整理を試みようとしました。ですが、判断する立場にある人が、他人が整理したものに対しても判断できるならこのようなことはおきません。判断をする立場にある人は自分が困らないからそのままになっているように見えます。
そういうことがわかり、実働部隊には申し訳ないのですが、手を引きました。手を引かなければ、実働部隊が困らないために、判断する立場にある人の責任を引き取ろうとして利用されるところでした。
この状況の原因は私(仕事が少ない。任されている範囲が少ない)が原因ではなく、判断する立場にある人に問題がある。それは、私の問題ではない。実際に手を引けたことは、半年前に比べると大きな進化です。
他人の責任は受け取らない。受け流す。引き続き訓練します。
<受け取らない、受け流す~2022年に心がけること22⑳〜>
自己評価 5段階
達成度 ☆☆☆☆
浸透度 ☆☆☆☆