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どっちもどっち


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 「頼もしく思う」、「しっかりしなきゃ」お互いに対して語ったこと

 

 これは、2年ぶりにペアを組むことになった2人、「頼もしく思う」は先輩が、「しっかりしなきゃ」は後輩がいった言葉です。

 

 先輩は、後輩が成長した様子を見て「頼もしく思う」と、後輩は久しぶりの先輩を見て「しっかりしなきゃ」と言いました。

 

 一見微笑ましい話、には私は見えませんでした。明確に背景は述べれませんが、私はどっちもどっちと感じました。

 

 なぜどっちもどっちと思ったかのか。

 

 先輩の「頼もしく思う」という発言。正直に上から目線だと感じました。ともに仕事をする上で後輩が成長したことを、「心強く思う」。または「嬉しい」と言うならわかります。

 

 以前ペアを組んでいたときとは状況が変わり、今はこれからペアで行う業務に関しては先輩より後輩の方が詳しい状況。それでも、「頼もしく思う」なんだ。先輩、後輩だからあたりまえといえばあたりまえだけど、先輩は自分のほうが「上」・「主(メイン)」だと思っている。

 

 後輩のほう。先輩の仕事を見て「しっかりしなきゃ」と。「自分もまだまだだ」と思ったそうです。「まだまだ」という時点で、自分は既に「しっかりやっている、できている」というニュアンスを感じました。つまり後輩は自分では仕事ができているという認識で、先輩に「自分はまだまだだ」と感じているということです。

 

 「しっかりしなきゃ」というときは、どのようなとき、ケースでしょうか。まずは、何か目の前のことで自分を鑑みてと思うように私は思います。そのうえで私なら、目上の人や先輩や上司からは「勉強になったり、見習いたい」と思います。一方で、自分よりも後輩や経験の浅い人が目を見張る様子に対しては刺激を受けて「しっかりしなきゃ」と思うと思います。

 

 後輩がその後輩に刺激を受けたなら、「先輩から仕事を教えてもらい先輩に近づきたい。」だと思います。それなのに「しっかりしなきゃ」なんだ。つまり後輩は先輩に対して、自分のほうが「上」・「主(メイン)」だと思っている。上から目線であくまで主導権は自分にあるというスタンスに私には見えました。

 

 お読みいただいてお感じかもしれません。私は彼らに対して、良い見方をしていません。その見方がバイアスとなっています。

 

 私には彼らはどっちもどっち。どちらも自分の方が「上」そして「主(メイン)」だと思ってる。

 

 このあと、お互いがお互いにマウントを取り合っていくのかしら。似た者同士、似た者同士なりでうまくやっていくのでしょう。

 

 こんなことに注目してしまうとそればかりが見えてくるようになってしまいます。私は彼らとは関わりたくないので意識を向けるのもこれで最後にします。


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