今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

ひと手間の大違い


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 お昼時、勤務先のビルに飲食店がお弁当を売りにきてくれています。雨の日や、外に買いに行くのが億劫な時など、とてもありがたいです。また、添加物が入っていない(もしくは、コンビニ等で売られているお弁当よりも極端に少ない)のもありがたいです。お昼ご飯としては少し量が多く、ここのところコンビニでお昼を買うことが多かったのですが、最近は身体がこちらの商品を食べたいと言っていてその声に従っています。

 

 複数のお店が売りにきてくれていて、その中の一つがカレー屋さんです。そのコーナーでは、お弁当販売をビジネスとして考えたであろう人Bさんが販売をしています。

 

 Bさんはとても丁寧で、感じが言い方です。お弁当を買うと、既にパッキングされているカレーをわざわざレンジで温めてお客さんに渡してくれます。他にも、顧客の声を聴きながら、例えばサラダの量や中身を検討して商品に反映させています。私にも丁寧に接してくれて、「いつもありがとうございます!」「今日はこちらの商品がおすすめです」「またよろしくお願いします!」と気持ち良いコミュニケーションで接してくれます。

 

 先日そのコーナーにカレーを買いに行ったところ、バイトと思われる2人が販売をしていました。お金を払ったら、陳列されている商品から勝手にとってというスタンス。「レンジをお使いでしたらどうぞ」といわれ、自分で温めて持ち帰りました。

 

 一口食べてみたら、カレーとご飯の温まり具合が足りません。会社にあるレンジは自動ではないので、自分で分数を決めます。そうなると難しい。2度温めました。パッケージを外から触り、大丈夫だろうと思っても中の具材が温まっていなかったんどえした。

 

 そのとき、Bさんは、自分が売ろうとしている商材をお客様に美味しく食べてもらえるか。気に入ってもらい、また買いに来てもらうにはどうしたらよいか。それを考えながら販売をしていることがよくわかりました。

 

 バイトと思われる2人は、お客様にカレーを売ってお金をもらう。レンジは使いやすいように、お客様サイドに置く。それでOKと思ったのでしょう。それも間違いではありません。

 

 同じ商品に同じお金を出すなら、どちらの人から買いたいか。私は、お客様に自分の商材を美味しく食べて欲しいという行動に溢れたBさんから買いたいです。

 

 通常とは異なることを検討すると、当たり前と思ったことが当たり前でないことがわかるとはこういうことでもあると感じました。


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