今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

発する感情が跳ね返る


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 先日久しぶりに嫌な人と鉢合わせになりました。いつも通り、目を合わせる事もないが、私への少ないものほんの少しの気遣いと怒りを感じた。

 

 私はその嫌な人に対して、大きな怒りを持っていた。その怒りを手放すために、怒りを手放すワークもしてみた。そのワークが功を奏し、私の怒りはだいぶ消化された。だけど、まだ根っこに怒りはある。自分のために手放していきたい。

 

 なぜなら怒りを持ち続けても、自分にとって何一つ良いことは無いから。今は、私は相手から発せられた感情を反射板のように跳ね返している。私に対して向けられた怒りは、相手にそのまま戻る。相手は自分の思い通りにならない私に対して、なおのこと怒りを増すでしょう。

 

 怒りは第2感情といいます。自分の中で怒りの前に感じた感情、悲しみや理解されないことでの苦しさ等を認めることがが怖いから、第二感情としての怒りとして現れるのです。

 

 私の中の第1感情はな何なのか。それを自分で認めることができたら、自分の本音、感情を吐き出すことができたら、怒りを手放すことができるのです。

 

 私の中でには「ありのままの自分を受け止めてほしい、わかってほしい」という気持ち、「あなたはダメだ、足りない」と決めつけられたことへの悲しみ、苦しみ。そう感じるのは、本音で私は「私はダメじゃない」と思っているから。

 

 「ダメじゃない自分」を信じられていたら、最初から「嫌なやつ」が発する感情を跳ね返すこともできただろう。一方で、自分はダメじゃないと思えたから、悲しみ苦しみが怒りに昇華した部分もあると思う。

 

 全力で否定された。その嫌な相手は、自分が思うように私をコントロールしたかったのだろう。自分が思う私を期待していたのだと思う。向けられた怒りは不快だった。

 

 私が相手に怒りを持っている限り、怒りは続く。それは相手にも伝わり、相手からも跳ね返されて悪循環になっていく。

 

 昔の自分なら、嫌な人との関係の改善を図ろうとしたと思う。今はその人と関わりたくないという自分の気持ちを尊重している。相手は私をコントロールしたいから、目を合わせずに威嚇するのだから、相手に反応することは、相手の思う壺なのだ。


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