このブログとともに、内省内観してきた中で、あるときから恩義に感じた人に対して、強烈な怒りを感じることがあった。怒りに満ちた視線でその人をにらみつける。目のあたりに血が集まるような感覚です。
そのとき私は、恩義に感じた人に怒りを感じる自分に対して、恩知らず、わがままな感情だろうかと感じたこともあった。そう感じても、怒りは収まらず、睨みつける気持ち、怒りをずっと持ち続けていた。
怒りは第二感情と言います。第一感情があり、その気持ちがある。その気持ちがもとになり、怒りを感じるのです。
怒りのもとにあった第一感情、振り返れば、感情ではないけれど、「私はダメじゃない」、「私は足りなくない」という思い。
「私はダメじゃない」、「私は足りなくない」と自分に対して思えたから、恩義に感じた人に怒りが湧き始めるきっかけになったのだと思う。
「私はダメじゃない」、「私は足りなくない」とと思えた事。それは、仕事ではなく、大学の勉強で成績をとれたこと、卒業研究の前半戦の論文を書き上げたこと、そして、何より、心身のバランスを崩した後に、自分を大切に生き始めたこと。そうありたいと思うことができていったことにあると思う。
自分のことがよくわからなくなったり、他人が必要以上に自分に入り込んでしまい、他人の価値観を押し付けられて、不安になったり、自分がダメだと思ってしまう。
頭ではいろいろなことを理解できても、自分が自分を信じることができないと、確固たる手応えや手応えがないと、他人にラインオーバーされてしまうのかもしれません。
だいぶ文章がかけるようになってきました。もう少しと言いながら、自分の気持ちにもうちょっと余裕ができる日はそんなに遠くないと思います。
自分のこころに忠実に、自分のタイミングでみなさまへのご訪問を再開したいと思います。
このブログの世界がわたしのいちぶとしてあることをこころから感謝しています。