今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

他人を許す②


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昨日大学の卒業研究の打ち上げがあり、怒りを持った2人を許そうと思ったこと、その中の一人のことを書きました。その人は人生の中で大きな困難を抱えていて、その人は、その人の人生を、その人らしく生きるために、コントロールしながら頑張っていると感じたのです。今日はその続きです。

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

 その人から話しかけられ、私が持つ話題について、聞かれたことには丁寧に回答しました。聞かれたこと以外、余計なことは言わずにコミュニケーションをはかりました。

 

 2つ目に感じたこと、これが大きな変化でした。うまく言えないのですが、この人は、私を見下したり、マウントをとろうとしていたわけではない。端的にいえば、この人はそういう人なんだということを、怒りなく受け止めるといいましょうか。ここからが変わったのです。数日前に書いたことを感じました。

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

あなただけが気を遣いすぎるのは、フェアじゃないでしょう。

「相手に期待しないこと」は、「相手を変えようとしないこと」であり、「相手を変えようとしないこと」は、「相手を尊重しようとすること」です。

つまり、相手に期待しないことは、冷たい態度でもあきらめた姿勢でもなく、相手を尊重したつきあい方なのです

 

とても、ここまで達観したものではありません。その日までは、その人に私は利用されるような扱いをされる人ではない。だからそのような扱いをしてくる相手が悪い。と思っていたのだと思います。また、もしかすると、丁寧に対応をしているのに、感謝がないどころか、どんどんエスカレートされる。甘えるなと起こっていたのだと思います。

 

 その人からラインが来たら、中身も見ずにそれだけで、「また?」と勝手に嫌な気になっていたのです。

 

 このように感じていたことが、昨夜からは、その人は私に対してだけでなく、頼れると思う人には甘えるタイプで、受け手が不快に思うことも多々あったでしょう。

 

 私が不快に感じたことは、私の感じ方でそれでいい。ここからが違うところです。

 

 私に非があるとか、利用される要素があるということではなく、相手は人に対して、そう思われる可能性がある行動をとっている。相手に対して、怒りを感じて、遠ざけるのではなく、この人はこういう人なんだ。だからそれは、自分が嫌われているとか、虐げられているとかではない。相手がそういう人だということ。相手を嫌いになったり、怒ったりして自分を守らなくていい。守るどころか、その人が原因で、自分をネガティブな気持ちにすることはない。って思えたのです。

 

 そう思えたら、私はこの人を許していいんじゃないか。そして、頼られたからと言って、その人にどこまで返すか、甘えられたくないなら、甘えさせないとして、相手がどう思おうと自分が負担にならない範囲で、対応すればいい。そう思えたのです。(③に続く)


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