過去を振り返ると似たようなできごとがあり振り返っています。長くなるので分割しています。今回が最終回です。(後段に今までの記事へのリンクがあります)
6つ目は「私も感情を話してよかった」と感じたこと
A子さんは私に注意されて、泣きました。このことで私は「虐めている」と言われ、最後は私が異動することになりますが、異動後チームをまとめる上司に、A子さんに関して課長がとった判断を私がどのように感じていたか、私の感情を話しました。
その時チームをまとめる上司は、「そんなふうに思っていたの?ごめんなさい」と明らかに動揺をしていました。
相手に感情があるように、私にも感情があります。感情を感じることは自然なことです。A子さんも先輩も感情を表現していましたが、私自身も感情を返しても良かったかもしれない。その時は波風が立ちますが、人としてはこころが通じる部分がきっとあり、関係を築けたのかもしれません。
今回思い出したこのできごとは、頑張りすぎた私がこれから生きやすくなるための、自分らしい人生を取り戻すヒントが込められていると思います。
振り返るには辛いものがありました。しかし、ここまで振り返ることができるようになった自分の変化も感じます。
また、今の私はありのままの自分で価値がない人間だとは思っていません。仕事で精一杯頑張ってきた自分を自分が認められるようになってきました。
今目の前で起きている似たようなできごとは、今回学んだ以下の視点を通して見て見たいと思います。
反省点から学んだこと
1「私は正しい、相手は正しくない」と信じていたこと
→「私も正しい、あなたも正しい」人それぞれ異なる価値観を持つ人
2「私は頑張らなければいけない。頑張っている自分に価値がある」という思い込み
→ありのままの自分に価値がある。頑張ってきた自分を認める
3「必要以上に責任を持ち、一人で抱え込んでしまったこと」
→一人で抱え込まない。自分で決められないことに固執しない
4「相手の気持ちに寄り添う気持ちが欠けていたこと」
自分がマイナスと感じる人の言動を真に受けずに、受け流す
→相手の気持ちを受け止め、受け流す。
こころのシャッターを下ろすのではなく、自分がマイナスの感情をいだく人ほど
真に受けず、受け流す。
5「相手の指摘=自分が否定された」と感じたこと
→人それぞれ異なる価値観を持つ人。
その人が言うことはその人の意見であり、私が否定されたのではない。
6「私も感情を話してよかった」と感じたこと
→自分の感情を言わないと相手に伝わらないこともある
長くなりましたが、繰り返す似たようなできごとはここで一区切りとします。
いつもながら読んでくださる皆さまにこころから感謝の気持ちで一杯です。