昨日、真面目に取り組む、きちんとやる人は,どんどん仕事の負担が増える。上司は仕事の量をこなす方を重視する傾向にあると私は感じるが、仕事の質が落ちている分、別の人に負担がかかっている。ちゃんとやらない人の補佐を誰かがすることになる。そういう人とは明確に線を引き,引き受けないことが大事です。というようなことを書きました。
昨日の話に関して、私が思っている不満というか疑問を、私が細かいことを口にしていないにもかかわらず、同僚の一人が私が感じていることを話してくれました。その同僚は私と価値観が似ています。ですが、みんな口に出さない(出せない)だけで不満はあると感じました。
ちょうど昨日ネットニュースをみていたらこんな記事がありました。まさにドンピシャのテーマ読みました。
アドラー心理学「嫌われる勇気」という言葉を、とても分かりやすく説いていました。その内容は以下引用の通りです。
このタイトルの意味を、うんとわかりやすくかみ砕いて言うと「無理に好かれようとは思うな」ということです。
アドラー心理学は「他者に期待するな」「他者に影響を与えられると思うな」、つまり「自分が影響を与えられるのは自分だけであり、だからこそ自分がいかに生きるかが重要だ」と教えています。
そして、あなたが真面目に対応することは、実は何となく、理不尽だと気づいていてもやってしまっていることに気づいているのでは?としたうえで、
ではあなたは、ずるいあの人に、なぜ奉仕してしまっているのでしょう?
それはあの人からのお返しを、心の奥底で期待しているからではないでしょうか。
と述べています。そして、最後のこの考え方が、とても素晴らしいと感じました。
あなただけが気を遣いすぎるのは、フェアじゃないでしょう。
「相手に期待しないこと」は、「相手を変えようとしないこと」であり、「相手を変えようとしないこと」は、「相手を尊重しようとすること」です。
つまり、相手に期待しないことは、冷たい態度でもあきらめた姿勢でもなく、相手を尊重したつきあい方なのです。
相手に期待をしないこと、冷たい態度でもあきらめた姿勢でもなく、相手を尊重した付き合い方という言葉に目が覚めた思いです。
そして以下引用に続きます。
いずれの場合も、相手に対して「どうあるべき」と求めないこと、相手から必要以上に「どうあるべき」と求められないことが重要です。
「どうあるべき」を一方的に押しつける関係は、あっという間に負債になります。
それは手放さなければなりません。
それこそが卒業です。
人は卒業を繰り返しながら人生を紡いでいきます。
重たい縁にとらわれている人は、恐れずに卒業を考えましょう。
また人づきあいが長く続かないことを憂えている人は、ある意味「卒業」はできているわけですから、むしろ自分をうんと褒めてあげるべきです。
なぜなら、また新しい人とつながれる状態になれているのですから。
私が抱いた疑問に、神が示唆を与えてくれたのだと思います。とても良い教えです。