今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

通信制大学卒業⑤

 通信制大学編入し、卒業しました。そのことを振り返っています。①では、大学生活で経験したいこと、目標を達成できたこと、それに流行ると決めたことが大事だったことを、②では卒業式を通じて感動した気づき、通信制大学ならではの醍醐味を、③0ではリカレント教育のこと、④では日本の将来の就業環境と私の学びの方向性を書きました。

 

 

 最後に卒業式で感じたことをもう少し書こうと思います。

 

 卒業式には、同時期の卒業生でも参加できない方がいました。卒業単位の修得時期により、事務手続きが間に合わないからです。

 

 私は式に参列できましたが、その方たちも式の雰囲気を味わいたいと卒業式が行われるにいらっしゃいました。

 

 式場には入れなかったものの、オンラインで視聴したり、式の後に、式の会場やゼミの指導教員と写真を撮ることはできました。式に参加できなかったメンバーの胸元を見ると「卒業おめでとう」の胸章をつけていたのです。

 

 「胸元ステキ!どうしたの?」と私が声を掛けると、なんと、卒業卒業が半年ずれる仲間(在校生)が、卒業生のために、式に参列できなかった方の分も含めて、胸章をつくってきてくれていたのです。

 

 私にも胸章をつくってくださいました。そこには私へのメッセージと卒業おめでとうの文字、こんなに嬉しいことはありません。

 

 卒業式の後、みんなで打ち上げをしました。そこに同じゼミの在校生も打ち上げに集まってくださいました。その中のお一人が、卒業生に花束をプレゼントしてくださいました。そのお花は卒業式後も余韻を伝え続けてくれました。

 

 人とのつながりで感じる人の優しさ、気持ち、大切にしていきたいです。だからこそ、ありたい人間関係を大切にする。ありたい自分を大切にその幅を広げていく。

 

 卒業して私はこの2年間で何が変わったのだろう。私はつい最近までまた仕事のことを考えるようになってしまい、変わってないんじゃないかと思うこともあります。

 

 目の前の目標を達成するために頑張れたから、仕事も割り切ってできるところがあった。なので、当座の目標はあるけれど、絶対に「受かる」等よりは、「探す」という感じ。ことばは悪いけど逃げ道があります。

 

 しかし、私は決めてやり遂げることを知りました。また、自分が思う方向に行く楽しさ差も知りました。もっと長い意味で決めるには今探すことが必要。そのときに、仕事や他人に流されない。それを決める。決めたことが叶う経験をした強さを活かそうと思います。

 

 変わっていないところもあるけれど、この2年間自分と向き合って成し遂げた。その経験を財産にこれからを生きていきます。