今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

通信制大学卒業③


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 通信制大学編入し、卒業しました。そのことを振り返っています。①では、大学生活で経験したいこと、目標を達成できたこと、それに流行ると決めたことが大事だったことを書きました。②では卒業式を通じて感動した気づき、通信制大学ならではのだいご味を書きました。

pleasantbreeze.hatenablog.com

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 世の中ではリカレント教育の必要性が述べられています。リカレント教育とリスキリングは違います。リカレント教育は自分が自ら主体的に学びます。リスキリング教育は企業が主体となり、人材確保、人材のブラッシュアップを目的にしています。

 

 松田聖子さんは、この春中央大学・法学部の通信を卒業されたそうです。この4年間、聖子さんにはプライベートでも大変なことがありました。そのことを乗り越えて、4年で卒業されることはとても素晴らしいです。大変だった分、聖子さんも喜びひとしおだと思います。

 

 一方、日本はまだリカレント教育を受けた人を活かすには程遠い社会のように感じます。リスキリングで人材確保と言っていますが、実際には中高年の活用に積極的とは感じられません。そうだとしても、中高年の比率は高まっていきます。

 

 中高年が再就職をするときに、就職先が求めるのは「即戦力」です。「その人が重ねてきた経験」が「自社に貢献できるか」です。「リカレント教育」をすぐに活かすより経験の方が需要があると感じます。

 

 中高年の強みは、それまでの人生経験から得た生きてきた知見、知恵にあります。それは、若い人の新卒採用においても、それまでの経験でどのように仕事に対処できるかを見られます。生きてきて得た知見、知恵は強みです。「リカレント教育」はその知見や知恵をパワーアップします。

 

 松田聖子さんは、アーティストであり、一見法律と関係なさそうに見えますが、ご自身のマネジメント、音楽事務所や版権の契約等々役立つことはたくさんあるでしょう。聖子さんの強みは別の側面からもパワーアップされています。

 

 流れに乗ることができる組織や会社は、こういう人を活かすことができるでしょう。また、若い人たちがスタートアップで起業をしているように、これからは中高年の強みを生かしたビジネスのスタートアップを中高年が主体になって始まるかもしれません。

 

 私が学んだ中心は心理学です。そこに、経営やマネジメント、社会学も学びました。経営やマネジメントは働いた経験があるからこそわかることがたくさんありました。学術的な見方ができるようになることも私の強みになるはずです。(④に続く)

 


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