今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

目標設定


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 会社では、4~5月に今年度の目標設定をします。心身のバランスを崩す前は目標設定をどうしようかすごく悩んで書いていました。その当時はどうすれば高く評価されるか、頑張っていてプラスアルファの評価を得られるかを考えていました。

 

 今となっては、どれだけ減点されないか。必要以上のストレッチ目標にならないように防御することを考えています。そう思うに至った理由はたくさんあります。

 

 信頼している元上司の経営トップから聞いた話です。昇進の評価において、評価者3人が同じ対象3人を評価した時、その評価がどうなるか。

 

 評価者は対象3人に1~3位の評価をします。そうなるとどうなるでしょう。3人全員から1位を得る人はいないそうです。

 

 わかるような気がします。その評価者にとっての1~3位であって、基準にあっているかどうかは評価者により異なるからです。そして、このような評価を最後に判断するのは、この中で最も位が高い人です。

 

 これは極端な例かもしれませんが、どんなに公明正大な評価をうたっている企業でも、その評価内容がすべて開示されていない限り、なぜ、差がついたのか本当の理由はわかりません。

 

 販売する目標が100個だっとき、150個売った人は、最も良い評価になるはず。しかし、数量で明朗に評価できる仕事はごくわずかです。

 

 仕事で評価を得たいと頑張っている女性が、目標設定を書けないと悩んでいます。話を聴いてみると、以前のわたしのように、どうしたら高い評価を得られるかを考えているようでした。

 

 その目標を仕事がお休みの日に考えるそうです。はい、以前のわたしもそうでした。そう、会社はそうやって頑張る人にストレッチした目標を課します。そして、それが達成できたからと言って、ちゃんとその評価に見合った評価ができるのかというと…。

 

 その評価をする上司にマネジメント力がなく、期限を守らない。残業ばっかりしている。そういう人に、期限を守る仕事をしても、やり方を工夫して短い時間で効率よく仕事をしても評価されるでしょうか。

 

 一般的には、期限を守る、業務を効率化して時間内に納めるは望ましいことです。しかし、この上司の価値観として、忙しいのだから期限は守らなくても許される。忙しいのだから、残業、休日出勤をするのはあたり前。となるとこの上司の評価基準はどうでしょうか。

 

 この上司は自分と同じように、残業、休日出勤をする部下はよく見える。頑張ってる。そして、それだけ忙しいのだから、期限を守らなくても仕方ない。となるわけです。

 

私は、自分の役割・職位に見合ったものが目標です。

 


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