今を大切に生きる

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昼夜別店

 数年前から夜のみ営業しているバーや飲食店において、昼間は別の店舗が営業している姿を見つけます。

 

 1つは夜はバー、昼間はカレー屋、もう一つは昼は居酒屋、夜は鰻専門店のようです。

 

 キッチンと客席を共有し、昼夜別の経営者がお店を繰り広げる。(もしくは、同じ経営者が別形態を扱う)。一昔前では、想像もつかない運営形態です。

 

 飲食店を出すときには保健所の届け出もいるし、借りているお店も別の人に時間がしでも転貸をしていいのか等々乗り越える壁はあります。

 

 また、食材の管理は双方別の冷蔵庫か、冷蔵庫の中の使用分担を決めないといけないでしょう。冷蔵庫は分けることができたとしても、、調理機器、ガス台やオーブンはそれぞれ専用とはならないと思います。お互いの信頼関係を保つ。とストレスだけが溜まりそうです。

 

 そうかとおもうと、美容室の大きめな店舗を半分は美容室、半分はまつ毛サロンにしているところもあるそうです。こちらは別の経営者同士でも場所の区分を決めれば良さそうなので、飲食店よりは進めやすそうです。

 

 飲食店であれば、食中毒、美容室であっても衛生面の検査にひっかかったときに、どちらが原因かといった責任問題が発生する可能性もある。双方が関係を保つ難しさもあると思います。もし、双方が良い関係にないときは、店舗にも良い雰囲気がないかもしれません。

 

 しかし、1つの店舗をシェアすることは、経費を効率的に運用できるという点メリットは大きい。相手を選ぶことも大切だし、場所も含めて有効活用することは大切。こういう形態、増えていくのだろうなと感じました。