今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

働くことは長距離走


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 マラソンは42.195キロを走る競技。走りぬくことがゴール。走りきるには持久力、ペース配分も必要になります。コースの中でも得意、苦手な通過点もある。どのようにとらえて走りきるか。そして、順位を競う競技でもある。ゴールに向けて、自分と向き合って戦略をたてることになります。

 

 1年前までの私は働くことに100%、いや120%位の力を投入していました。頑張りすぎた後に理不尽なことが起こり、バランスを崩します。先のことを見据えて今が頑張るべきだと考えていましたが、自分が欲しい評価を得られずエネルギーが枯渇しました。

 

 今となっては、エネルギーが枯渇したこと大きな理由が100%、いや120%位の力を投入し続け、無理を重ねた(当時はそう思っていない)ことだと理解できます。

 

 数日前に気づきとして「働くことは短距離走ではなく長距離走」と記載しました。

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

 働くことは「生きていくための収入を得る方法」、生きるにはお金が必要です。そのお金を得るために働く。

 

 1年前まではそこに「成長」や「自己実現」、「他人からの評価を得る」等さまざまな要素が複雑に絡み合っていました。バランスを崩したことから「働くために生きているのではなく、生きるために働く」に意識を転換しました。

 

 働くことは、マラソンと同じく、自分が生活をするための収入を得るために、働き続けることなのだと思います。走り続ける間には、時には踏ん張り、力をいれるときがあるかもしれないけれど、ずっと力をいれたり、エネルギーが枯渇するまでやりきってはリタイアすることになる。60%位のちからでいい。

 

 エネルギーが枯渇したら、充電する必要があります。充電にはとても時間がかかります。長く使い続けているスマホのように、電池が満タンになる容量も減っていきます。

 

 力を抜いた巡航速度を保つために、効率よい燃費で進める。どうしても踏ん張らなければいけないときも無理はしない。

 

 「生きることも長距離走」だと思います。誰しも旅立つ日が来ます。自分を生きるためにエネルギーが枯渇しないように。少なくとも、働くことでエネルギーを枯渇することは、自分の人生を生きるうえでプラスにならない。エネルギーは自分の人生に、自分の大切なことにあてる。

 

 自分が「こうありたい」、「こうしたい」と思うことが一番です。何を目的にするか。自分の軸がどこにあるか。一番を誰かに合わせたり、会社の基準に合わせることはしない。この気づきから選択をし、一歩を踏み出す。自分の軸が定まるまで意識し続けます。

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