今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

何を打ちだすか


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 商品でも、サービスでも「何を打ち出すか」によって、お客様は「何を選択するか」が変わると思います。

 

 企業は営利団体。ボランティアではありません。商品を作るとき、サービスを打ち出す時、ターゲットを設定し、利益が上がるように商品を計画します。

 

 どのような人にご利用いただきたいか、使うことで何が得られるか、商品にはストーリーがあります。

 

 私は、この商品のストーリーをしっかりと組み立てること、しっかりと伝えること、商品として儲けが出るように組み立てることが重要だと思います。

 

 会社の福利厚生も同じ。会社が従業員にベネフィットを与えるのは、何かしら企業として得たいことがある、福利厚生をする目的があるはずです。

 

 例えば、企業として従業員の満足度を高めることが目的であれば、従業員にニーズがありそうなサービスを組み入れ、働きやすくすることでしょう。一方、女性の活躍推進やLGBT対応など社会の変化に対応するために、実績をつくる必要があるときは、会社が対応したくなかったとしても、に従業員にあてはめるでしょう。世の中にアピールするために。

 

 会社の目的を果たすために、従業員の力が必要なら、例えば、トップが従業員に対して本心で明確なメッセージを送る。従業員は、トップからのメッセージにより、自らの力を貸したいと思うかもしれません。

 

 従業員にとって一見良い、メリットがあることも、実はそれだけでない会社の意図がある。その意図が仮に会社にとって不都合なものであったとしても、覆い隠すのではなく、良い面、悪い面を伝える姿勢が必要だと思います。

 

 商品の企画を考える上でのアプローチ、商品のストーリーをしっかりと組み立てること、しっかりと伝えること、儲けが出るように組み立てることと同じ。

 

 会社と従業員のコミュニケーションも同じ。本当に従業員の力が必要ならば。会社と従業員は主従関係かもしれないけど、人がいなければ会社は成り立たない。並列の関係とも言えます。

 

 私は長い間「会社を良くしたい」と本当に思って働いてきました。今はだいぶ引いた目でものが見えるようになり、会社は、私がおもっていたものとは異なっていた。私は、「やればできる」、「変えることができる」と思っていたのです。

 

 私は上記のように「何を打つ出すか」が重要だという考えを持っています。ですが、会社でこの話が「通じない」ことが理解できるようになりました。それがわかるようになった。大きな成長だと感じました。


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