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ノーワークノーペイ


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 「ノーワークノーペイ」という言葉をご存じでしょうか。

 

 企業は従業者に対して、賃金を支払うという行為に対して労働基準法が定めている内容です。

 

 例えば、従業員が体調不良等で1時間遅刻したというような従業員に責任がある場合、通勤途中に事故で電車が止まって遅刻したというように従業員にも企業にも責任が無い場合は企業はその分の賃金を従業員に支払う義務が発生しません。ノーワークノーペイの原則が適用されます。つまり、その分の賃金を支払う義務は会社にはありません。

 

 一方、会社の都合で従業員が働けない場合、例えば、コロナ禍のコールセンターで密を避けるために1/2は出勤、1/2は自宅待機組とした場合、1/2の自宅待機組にも賃金が支払われます。これは、企業の責任において従業員が働けなかったからです。

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 心身のバランスを崩してお休みし、昔からお世話になっている先輩に、私の心身が改善の方向に向かっていると話をした時に、こういわれました。

 

 「○○の立場(会社)で言わせてもらうなら、ノーワークノーペイだから。それをわきまえておけばよいかと」と。

 

 この一言、どういうつもりで言ったのでしょうね。言われてからだいぶ経ちますが未だに消化できずに憤りを感じています。私は個人として個人に報告しましたが、なぜ会社としての立場、それも、上記法律の理解とは別の意味で、ノーワークノーペイという言葉を使ったように感じるんでエス

 

 「ノーワークノーペイ」の正しい理解は私が上に書いた通りです。ですが、その先輩は「働いた分に対して会社は賃金を支払うのだから」と言っているように感じました。おそらく、自分が会社に不満をお持ちなのかもしれません。そのうえで、自分が言いたいことや、自分を誇示したい。そんな気持ちで言った一言のようにも思います。

 

 私の心理的状態、仕事が少なくて、役割も中途半端でセンシティブに感じているところに、配慮のない言葉です。

 

 このノーワーク、ノーペイという言葉、今の私には破壊力がある言葉です。この方にはお世話になったけれど、信頼感を打ち砕くのに十分な言葉でした。

 

 その人は○○だから言うけどという言い方をしていましたが私のような状態の人に、この言葉を平然と言える人とは関わりません。

 

 たった一言ですが、信頼を打ち砕くには十分な一言でした。今は日常的にかかわっているわけではないのでその状態を保ち、どちらかが会社を離れたら自然と縁が切れる。信頼して話をすることも、個人として時間を合わせることももうありません。

 

 心身のバランスを崩してから知ったこと、自分を傷つけるようなことを言う人からは離れる。信頼することを辞める。また、相手には立ち入らない。自分を守っていきたいと思います。

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