50代後半の人柄の良い男性。ですが、物忘れが多い。そのおとぼけさん物忘れや仕事を放置することが多く、ご病気なのかもしれないと感じました。
その要素はぬぐわれたわけではありません。
「忘れちゃうんだよね」という言葉、「忘れてしまうこと」に改善を図っているようには見えません。それは、そうやって働いてきたおとぼけさんの仕事術、処世術なのかもしれません。と10月に記載していたのですが、やはり仕事術、処世術であろうことが濃厚になってきました。
おとぼけさんの仕事術、それは、何か自分に言われても、放置してそのままにしておき、うやむやにすること。自分が困りそうなことや周りから言われると、小手先で解決します。ですが、言うまでもなく、問題の根本ははそのままなので、ずっと不具合が続きます。その不具合は、その考え(方針)に基づいて、実際業務をする人たちに影響を及ぼします。実際に業務をする人たちは困り続けるのです。
他部署でスタンドプレイを行う若手がいました。よくよく話を聞くと、上司から足りない点は指摘されてたよう。私が見る限り自分が「こう」と思ったら全力で突き進む。
全体を見ないで狭い視野で見えていることが全てなので、クレームを言われても謝らない。上司は指摘していたようですが、ハンドリングできていないのです。
通常のおとぼけさんも、ハンドリングができているようには見えません。ですが、他部署での若手のスタンドプレイの要因は理解していました。つまり、問題が何かまでは見抜くことができているということです。私の上から目線のような言い方ですが、関連している他の人たちと同じ見方だったということから、見抜いていたと判断しました。
わたしはおとぼけさんのことを、人が良くて、この問題認識のところから認識していないのかと思っていたのですが、問題点は理解していたのです。ということは、その後適切な行動をとるかとらないかに対して、おとぼけなのだということ。本人の意思によるものの可能性が出てきました。
わかっているのにやらない。とわからないからやならい。は同じやらないでも、質が異なります。
わかっているのにやらないということは、確信犯です。
私も今確信犯として、おとぼけさんのフォローはしていません。ですが、私がおとぼけさんがやらないことで業務が遅延することに罪悪感も持つ必要はない。これはおとぼけさんの問題なのだ。と感じました。この意識を持ち続けたいと思います。