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垣間見えた本音


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 先日小高い山に登り、その帰りにふもとにある温泉街で日帰り入浴をしようと考えました。

 

 マスク着用義務が解除されたとはいえ、温泉はマスクを外してはいるもの。旅館やホテルは感染対策を取っている中で、宿泊客が安心して安全に旅を楽しめるようにと考えれば、日帰り入浴もいささかのリスクがあります。

 

 ですが、温泉に入りたかったので、この温泉街で日帰り入浴をやっているか事前にネットで調べました。そこに行ったことがある方たちのブログでは、日帰り入浴を楽しむ記事がかかれていました。ですが、旅館やホテルのホームページを見ていくと、コロナになり、受付を中止していることがうかがえます。

 

 そのなかでも2つ日帰り入浴を行っている場所を見つけました。1つはホームページ上で、日帰り入浴を受け入れている。受付時間は14:30分までとの記載があります。もう1つはホームページ上では記載はないものの、ホームページに常設しているAI によるアドバイザーにて、日帰り入浴をうけつけているとの記載がありました。

 

 予定から14:30までの受付は厳しかったため後者の温泉ホテルをは尋ねました。

 

入口に仲居さんのような若い女性が座っています。

ホテルの人「いらっしゃいませ」

私「日帰り入浴をお願いいたします」

ホテルの人「日帰り入浴やってないです(何言ってんの?的な様子)」

私「すいません」

ホテルの人「はい(用はないという感じ)」

 

 私はそのままホテルを後にしました。AIで見た自分の情報が間違っていたかもしれない。他の旅館と勘違いしていたからかもしれないと思ったからです。

 

 そして、もう一つあった近くのホテルでも日帰り入浴をやっているか尋ねました。

私「お尋ねです。こちらのホテルでは日帰り入浴は受付ていらっしゃいますか」

ホテルの人「うちでは日帰り入浴はやってないんですよ(うちのような高級ホテルで日帰りやってるわけないでしょ。)」

私「わかりました。すみません。もしご存じでしたら、どこかやっているところをご存じありませんか。」

ホテルの人「コロナ前流行っているところもあったのですが、わかりません(うちのような高級ホテルで日帰りやってるわけないでしょ。他のこと聞かれても知らないよ)」

私「お忙しい中大変失礼しました。またありがとうございました」

ホテルの人「はい」

 

 近くに足湯を無料開放しているところがありましたので、足だけ温泉につかりました。足湯につかりながら、コロナもあるし仕方ないねと思いながらも、私に対応してくれた2人の対応はとても残念だと感じました。

 

 私はもし日帰り入浴ができたら、お土産はそのホテルの売店で購入する予定でした。もちろん、そこで測って帰りませんでした。

 

 観光の人出が戻ってきて、人も足りなくお忙しかったのだと思います。日帰り入浴なんてお金にならないお客さんですけれど、お二人とも「あいにく当館ではやっておりません。お尋ねいただいたのにご意向に沿えず申し訳ありません。」くらい言えたらいいのに。そして、何よりも恐ろしいのは、仮に言葉では失礼なことは言っていなくても、態度で本音が伝わってくるのですね。もう一度その温泉街に行くことがあっても、私はこの2つのホテルは選びません。

 

 家に帰り、AIで日帰り入浴をやっているとあったホテルのサイトを見ると、私がAIで質問した履歴が残っていました。確かにそのホテルのAI には日帰り温泉の質疑が設定されていたのです。おそらくコロナになってから休止していたのにその対応が残っていたのでしょう。

 

 以前朝食のパンを買おうと思ったお店でも残念なことがありました。それと似た思いでした。

pleasantbreeze.hatenablog.com

 

 言葉は丁寧でも態度には本音が出る。私も人に不快な対応をさせないように気をつけたいと思います。

 

 その日は日帰り温泉とはご縁がなかったのでしょう。行程を早めて帰宅しました。行程を早めてもスムーズに帰宅でき、自宅でゆっくりお風呂に入りました。結果としてそれでよかったです。


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