今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

余命と向き合う人


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 昨日NHKの番組100カメという番組で余命と向き合う人というタイトルの番組が放映されていた。

www.nhk.jp

 

 私はオードリーの春日さん、春日さんのキャラが好きではない。なので、春日さんが出る番組は基本見ない。ですが、また23時を過ぎていましたが、タイトルに惹かれ、デジタルデトックスを目的として、主に耳で番組を視聴しました。

 

 余命の告知をされた方が数名紹介された。余命半年と告知された一人娘にメッセージを残すお父さんと、結婚して3年目の結婚記念日を迎える女性が印象に残った。

 

 オードリーの若林さんのお父様は亡くなる前にコンビニで売っている好きなものを食べたいとおっしゃったそうです。司会の2人は、番組で紹介される方々を見て、余命を告知された後は、特別なことをしたいと思うと考えていたけれど、たとえば働き続ける等日常を大切にするんだね。この言葉は浅い言葉だと思いましたが、奥深い言葉だと感じました。

 

 結婚記念日を迎える女性、ご主人は自衛官で、中隊地の近くに住む必要がある。そのため、奥様は、ご実家に住まわれていました。そして、1ヶ月に一度、ご主人は奥様の実家を訪ねます。

 

 3回目の結婚記念日は、結婚式を挙げたホテルで食事をする予定です。ですが、奥様はここ数日の中でも体調が悪いと。迎えに来た旦那さんに嘆いていらっしゃました。

 

 そして、2人でホテルに食事に行きます。奥様は具合が悪くて食事が喉を通りません。その時の会話、ご主人は、奥様の病気が治ると信じて「絶対治る」と話してきたそうです。奥様は「絶対治らない」ということがわかりそれを感じている。それなのに、旦那さんが「絶対治る」という発言に自分と向き合ってくれていないと感じたそうです。ご主人は「ごめんなさい。治らないことを認識するべきだった」と2人は泣きながら話し合っていました。

 

 ご主人も奥様も治ること、生き続ける日常を願う気持ちと現実の厳しさに、私は心が痛くなりました。そのあとのナレーションで、奥様はその2週間後に亡くなったことを知りました。

 

 また、一人娘を持つおとうさんは、別記事で読んだことによると「良いことはなんとなく予測がつくけれど、悪いことは突然やってくるものだ」と。

news.yahoo.co.jp

 

 もし、私が余命の告知を受けたら、大切な人たちと過ごせる、関われう時間が短いことがわかったら、どうなるのだろう。もしかしたら、ある日突然、なんの予告もなく自分の命が終わる日が来ることもあるのかもしれない。

 

 日常、日々その時間を大切に生きる。大切な人を、自分を当たり前に大切に、大事にする。今元気で日常を生きていることに感謝する。そういう気持ちを尊く大切にしていきます。


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