大学の初授業、オンラインスクーリング。
オンラインスクーリングの受講時間はフルタイムの就業時間二日間と同程度。開催日が土日の場合は、土日休みはまるごとスクーリングになります。
入学式よりも前に参加しました。どんな感じなのだろう。授業にはついていけるのか、期待と不安を胸に参加しました。
二日間はあっという間でした。授業は自身が勉強するテキストと合わせて先生のオリジナルレジュメに沿って進められます。生徒が飽きないようにさまざまな工夫がなされていました。
先生は経歴やご自身のことを話しながら、クイズ等も交えて学生の緊張を解いていきます。グループワークも散りばめられていました。
グループワークでは、参加者がプライベートグループにわかれて、課題について話し合います。その課題の発表もあります。
4〜5人のグループ、20〜60代、定年後に入学された方、自称ニートという方も北海道から沖縄まで、海外から参加されている方もいらっしゃいました。
グループワークのお題は、誰しもが日常の生活や経験からイメージできることでした。お題に対して、その人が何を感じたか、発想に至る感じ方や切り口は「へーっ」と思うこともあり、それぞれの人生のほんの一部分を垣間みるようでもありました。
先生が最後に話して下さった言葉「一歩前に」
「皆さんは現状に対して、何かを変えたいと思い、入学をされたのだと思う。例えば、会社で昇格できなかったということもあるでしょう。不運もあるかもしれないけど、自分の行動の結果が今。
ご自身の環境に何等かの不満があるから、学修するという一歩を踏み出した。環境を変えようと考えるなら、行動を変える。同じ行動だと環境は変わらない。環境を変えることに勇気を持つ。行動を変えると必ず環境が変わる、結果が変わってくる」
先生は事例として「職場で嫌な人がいるなら、挨拶をする」その小さな行動だけでも変わっていくから。とお話しになりました。
とっても深いことばでした。
大学に入学することも一つの行動。入学したという行動だけでは環境は変わらない。入学して何を学ぶのか。
大学に入学したことは、自分が変えたいと思った「何か」を変えるためのに「行動」。今の「行動」で自分の「環境」をどう変えていくのか。現状維持を望まないからとった「行動」。
「行動」を変えられるのは、未来でも過去でもない「今」。現状を変える勇気を持って今を大切に生きる。