通信制大学に編入して1年半、卒業・認定心理士取得にに必要な単位の修得が終わり、通信制大学のことを振り返っています。①では、入学の動機、入学を検討しパンフレットを取り寄せた大学のこと②では公認心理師履修プログラムに対応していない大学で心理学を学ぶことを選択しましたがそれでよかったという内容を書きました。
私が大学入学で当初設定した目標は①大学を卒業すること、②認定心理士を取得することでした。そして、途中から③ゼミナール、卒業研究をやり遂げることでした。大学卒業とゼミナールは、短大時代に経験できなかったことなので、その経験をしてみたかった。認定心理士は心理学を学んだ証として取得したかった。これが私が大学卒業までに経験したい、達成したいことです。
仮に公認心理師履修プログラムに対応している通信制大学に入学したとしても、受講受講できることは確定ではないし、履修をしている大学は自宅から日常的に通うには距離がありました。また仕事も2週間程度休むとなると、会社にも、通学していることを伝え、休みを調整する必要も出てきます。
入学時に心理職になることが明確な目標としてあればその道もあったでしょうが、それは未定の仮定の話です。もし、日常的に通うことが難しい大学に入学していたら、休み等の調整が大変で、大学を卒業すること自体のハードルが上がったかもしれません。
大学生活中にかなえられることを大切に選択し、実行できていること大学入学で当初設定したがかなわなくなるかもしれないと考えました。
入学した大学では働きながら学びやすい環境が整っていました。インターネットを通じて、自宅で科目取得試験が受けられること、スクーリングがリアルとオンラインどちらもあること、そして経験できないと思っていた卒業研究(論文)にチャレンジする機会もありました。
実際に学び始めてみると、働きながら学ぶことは結構大変です。ゼミナールと卒業研究が無ければここまで大変でなかったかもしれません。ですがやってみたい、その時でないことを真剣に取り組める機会があったことは素晴らしいことです。
あきらめないで、へこたれないでここまでこれたのは、私が通信制大学で経験したいことがすべて含まれていて、働くことと両立しやすい環境だったからやってこれたように思います。
もし、公認心理師になりたいと思うかもしれないと、未定のことで学校を選ぶよりも、目的を明確に選択できたことはよかったです。大学院に合格するか、臨床心理士になれるかは分かりません。私は大学院で勉強はしてみたいですが、心理職になりたいかはまだわかりません。
加えて今の私の年齢を思えば、私が働き続ける間に臨床心理士の資格の権威、資格自体がなくなることはないと思います。なので、これで良かったのです。(④につづく)