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アンニュイ


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 久しぶりに女性の先輩からアンニュイと言われました。

 

 アンニュイとは、フランス語で「憂鬱」とか「物憂げ」といったどちらかというとネガティブな印象の言葉だそうです。日本では「儚げ」とか「とらえどころがない」とか「落ち着いてる」とか「ミステリアス」とか「個性的」等どちらかというと褒め言葉のニュアンスがあるようです。(書いていて、褒め言葉かとも思いますが)

 

 若い頃はよくアンニュイと言われていました。朝が弱いので、眠そう顔をしています。また、仕事でイキイキと快活にしている時もありましたがどちらかというと、だるそうにしていたり、ボッとしていることもあります。また、天然な、不思議ちゃん発言も多かったと自覚しています。

 

 そのアンニュイという言葉を言ってくる人のニュアンスは、年上の女性から言われるのとそれ以外の層から言われるのでは、ニュアンスが違うように思います。

 

 総じて、天然な発言や、私が醸し出す雰囲気に対して言っているものと思われます。年上の女性を除いては、「ミステリアス」といわれることもありました。

 

 年上の女性たちは総じて「変わっている」と言いたげでした。よくいえば「自分がある」ということですが、それは「自分とは違う」と言われていたように思います。言ってきた女性たちは、強烈に「自分」を持っていました。

 

 その先輩たちはキャラも立っていて、どちらかというと、強い女性、いわばお局さまタイプです。若い男の子や会社のルールを守らない人に対しては、頼まれもしないのに、ルールを教えるようなところがあります。

 

 頼まれていないのに、他人の面倒を見ようとするところはありますが、ルールを押し付ける事はしていなかったと思います。ただ自分がメインにやる仕事はやり方を押し付けていたと思います。

 

 それは心身のバランスを崩してからはやめました。仕事は自立した強い女性として頑張っていましたが、周りから見るとその姿は痛々しいくらい頑張っているように見えていたようです。

 

 アンニュイという言葉に「変わってる」というニュアンスをのせてきた女性の先輩たちに、アンニュイと言われる所以はなんだろうかと考えました。

 

 たぶん、強い感じなのに醸し出しているであろう雰囲気、儚げであり、繊細であり、物憂げでるとらえどころがないところなのだと思います。

 

 なんとなく伝わりますでしょうか。私は鎧を被った強さを持ちながら、鎧からアンニュイさが出ていたのだと思います。

 

 発言としても、先輩たちは、強烈に自分を前に出していますが、私は個性をうちに入れているので、そこから発する言葉等が不思議ちゃんなのだと思います。

 

 アンニュイで結構。私は私のままでOKです。私のままでOKなので、他人に対して「アンニュイ」というラベル張りも必要ありません。


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