今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

食事の大切さ①


スポンサードリンク

 友人Iさんの話です。Iさんは腸を患ったことがあります。最近も再発の恐れがあり、食事をとることに恐れがあるようです。食べる量も減ったと言っていました。Iさんは普通に働いていて自宅療養をしているわけではありません

 

 だいぶ前のことです。Iさんと一緒に出掛けた時の夕方、「ふらふらするので、休みたい」と言われました。コンビニでゼリー飲料を飲んでいました。話を聴いてみると、「夕食をしっかり食べたいから、朝昼は食べていない。」と言っていました。

 

 それを聞いて私は驚きました。

 

 夕食をしっかり食べたかったのでしょう。気持ちはわかります。朝起きてから何も食べていなければ、夕方ふらふらするのは正常な反応です。

 

 私がIさんの立場であれば、朝と昼少しずつ食べて適度にお腹を空かせて夜を迎えようと思うと思います。

 

 で私はその病気ではないので、朝昼抜いて、夜しっかり食べることが病気にとってよい食事スタイルなのかはわかりません。一般的に考えれば、胃腸に負担を掛かけないために、一度に一日分のボリュームの食事をとろうとするよりも、三食もしくは五食等、胃腸に負担がかからないように食事をした方がよいとは思います。

 

 お夕飯をしっかり食べたかったのでしょうね。それは、Iさんが判断すること。またIさんの病気の苦しさは本人にしかわからないことです。本人も考えて食事をしていないから心配しないでと言っていました。

 

 ですが、「ふらふらする」、「もう疲れた。歩きたくない」と言われても…。

 

 「疲れた。歩きたくない。」と言われ、こちらは次に何かやりたいこと、行きたいところがあったとしても、相手の意向に合わせなざるを得なくなります。

 

 きっとIさんは、同行者と一緒に歩くことも含めた行程を楽しもうと思っていたのだと思います。ですが、朝・昼食べないで動き回っていたら、こういうことになるというのは想像がつくのでしょう。

 

 本人がわかってやっていることです。自分が心身のバランスを崩して食べれなくなった時の怖さを思うと、食べないことのリスクは本当に大きいと思っています。それでも、本人がわかってやっているのだから「ちゃんと食べなきゃだめだよ」という筋合いのことでもありません。

 

 最初の時は仕方がないと思っていました。そのようなことがこのあとも何度か続きました。以前は心配していたけど、申し訳ないですが、「またか」とこちらのほうが疲れてきました。

 

 今までIさんにたくさん助けてもらってきました。ですが、それも含めて合わせる、受け止めることが友達でしょうか。

 

 いろいろ「お互い様」のことはたくさんあります。ですが、だんだんとIさんと出かけるということは、こういうこともついて回ると出かける前に感じるようになりました。

 

 大切な友達であっても、自分が負担となるような付き合い方はしなくていいと思います。


スポンサードリンク