今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

感情を表現出来ることの素晴らしさ


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 楽しいときに「楽しい」、嬉しいときに「嬉しい」、辛いときに「辛い」、悲しいときに「悲しい」と感情を表現できることはとても素晴らしいことです。

 

 なぜなら、自分の感情を素直に表現できることは、自己受容していることの表れだと思うからです。

 

 「楽しい」と思うときに、今楽しいと伝えたら、聞いた相手がどう思うだろうか。不快に思わないか。相手はそういう状況ではないかもしれない等々、感情を表現することを懸念してしまうときは、自分よりも相手の方が優先順位が高いときです。

 

 ムカつく」と思うときに、このムカつく気持ちを伝えたら、周りからどう見られるだろう、もしくは、相手が悪いわけではない場合には、相手に対して「ムカつく」と感じるのこと自体自分が悪いんじゃないかと感じるかもしれません。。

 

 これも、自分よりも相手の方が優先順位が高い状態であったり、自分で自分を「こうでなければならない」と縛りつけている状態だと思います。

 

 相手に「ムカつく」という感情を持つ自分は悪い人、なので、自分を正さなければいけないと思う。自分を肯定していない状態、それは自分を「悪い」と思い込んでいるのです。

 

 「ムカつく」ことは、ありのままの感情です。それが自分の感情そのものです。その感情に良し悪しはありません。自分が、良し悪しのジャッジをし、ラベルを発しているのです。

 

 自分を肯定している時は、その感情をありのままに受け止めることができる。そういうときは、感情を否定しない。もしくは、否定も肯定もしない状態だと思います。

 

 自分の感情を肯定的に認めて発信できる状態にあること。例えば、「楽しい」、「嬉しい」と素直に言える。

 

 とても素晴らしいことです。

 

 その人が本当に「楽しい」と感じていることを、その人に好意を持っている人は喜びます。その人に好意を持っていない人は「何が楽しいの。ふん」と思うかもしれません。

 

 受け止め方は、受け止めた人が決めること。受け止める人のために「楽しい」という感情を曲げる必要はありません。ただ、人同士のマナーとして、「楽しい」と伝えることが、場にそぐわなければ、その発言を控えればいい。場をわきまえることは別の話です。

 

 大切に思っている人が楽しんでいることを「楽しい」という言葉を発している。それを聴くことはとても嬉しいことです。そのように感じました。


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