今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

可愛さ余って憎さ100倍③


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人間関係のお話です。

①では、専門家から「あなたに高圧的な態度をとってきた人のその行動は、あなたに対してとて思い入れがあり、『可愛さ余って憎さ100倍』だったのでは。ただ、その行動は決して良いことではないです。」という言葉の通り私が感じたこと、相手の意にそぐわず掌を返された話を書きました。②ではこころの中は人には見えない、手のひらを返したきた人の気持ちを記しました。

pleasantbreeze.hatenablog.com

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 私の中の気持ちと学んだことを書きます。まだ痛みを伴うのでうまく書けるかわかりませんが書いてみます。

 

 振り返ると私は、最後の最後に手のひらを明確に返されるまでは、目の前の相手の行動の変化ではなく、Cさんの言葉を信じ、苦しんでいました。

 

 なぜ苦しいか。それは、Cさんが私のことを考えて、厳しいことを言う気持ちもわかるように感じたからです。その言われている言葉が表す意味と、Cさんの考えは理解できました。

 

 それに対して自分の考えを伝えました。それはCさんの考えと同じではありませんでした。そのことから、手のひらを返され始め、徐々に目を合わせない、同じ場所にいてもいないものとして扱われる等、Cさんの行動は変化していっていたのです。それでも、「Cさんは自分のことを考えている」と思い込んでいました。

 

 また、このように良くしてくれた人に対して、マイナスの感情を抱く自分が悪いのではないかとも思いました。

 

 私は私の気持ちや自分にできること、自分にとって心地よいことを大切にしていきました。そうしたことで、どんどん溝が深まっていったのだと思います。私は自分に引け目を感じていたので、Cさんに積極的に関わろうとはしませんでした。萎縮している状態でした。

 

 もしかしたらこのような気持ちを話せたら、あなたに言われたことで傷ついた。あなたがそう思うのはわかるけれど、私の考えは異なると。萎縮せずに、相手を受け止めながら話すことができたら良かったのかもしれません。今だからわかることで、当時は萎縮していたし、私は自分を守るために攻撃を受けたくないと考えてました。

 

 最後に手のひらを返された時に、それまでの行動の変化から、CさんはCさんの思い通りにならない自分を嫌い、Cさんの正しさを示すために攻撃をしてきていたことがわかりました。

 

 Cさんに嫌われることを受け入れる。自分を大切に、1番にすることを受け入れる。そして、Cさんが自分を思っていてくれた時もあったかもしれないし、なかったかもしれない。自分を嫌っていたかもしれないし、嫌うほど関心を持っていないかもしれない。それもわかりません。相手のこころの中は私にはわかりません。しかし、自分があの時感じた感謝は忘れない。そして、今自分にとってCさんが心地よい存在ではないこと、自分にとって危害を与える人間であることを認め、関わらないという選択をしたことを受け入れる。

 

 この学びを得るための役割をCさんは担ってくれたのかもしれません。私がこのあとCさんと関わりを持ちたくない。そう思うのだからそれでいいのです。幸いにももう関わる必要性はありません。私は私のありのままの感情や受け止め方を受け止めることができた。これはとても大切なことなのです。


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