大谷翔平選手が、大リーグのＭＶＰに2年連続で選ばれました。それも、2年連続で満票で決まったのことです。大谷翔平選手、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。また、オンタイムで大谷選手の活躍を知ることができることをとても嬉しく思います。
今シーズンの大谷選手は昨年にも増して大活躍をされました。終盤には、怪我をされ試合への出場が叶わなくなりました。大谷選手は自分が持つ才能を活かすためにストイックに努力されていることが伝わってくるものの、怪我をされた時は、あまりに生き急いで、選手生命を縮めてしまっているのではないかと心配になりました。
大谷選手はそれも含めてコントロールされているのだと思います。私は大谷選手という選手が野球に取り組む姿をずっと見ていたいです。
大谷選手はなぜここまで人を惹きつけるのでしょうか。野球の技も心も、心技体全てが超一流でいらっしゃる。人種から対格差がある中でトップに上り詰めるには、並大抵の努力だけではないコントロールも必要だったでしょう。が必要です。そして、野球というスポーツを愛し、直向きに向き合う。野球を通して自分の持つ力、努力、才能を遺憾なく発揮している。頂点に立っても決しておごることがない。常人ではないのかもしれません。ですが、大谷選手も人間です。すごくすごく何かを大切にし、すごくすごく努力し、すごくすごく感謝していらっしゃると思います。
現在ＮＨＫの朝ドラで趣里さんが主演する「ブギウギ」が放送されています。今日の放送の終盤は趣里さんが歌う歌で締めくくられました。趣里さんの両親は言わずも知れた大スターです。趣里さんは両親の名前を伏せてオーディションを受けたそうです。自分の力で今を勝ち取った方です。
大谷選手、趣里さんともに、ご自身が好きな分野を楽しみ、努力を重ねている。お二人とも多くの方に注目される立場にありますが、注目されるから素晴らしいわけではありません。注目されなくとも、尊い輝きは目の前にあります。
その人が好きな分野に取り組み、真摯に向かい楽しんでいる姿は、尊くてとても美しいです。スターだから輝いているのではなく、その状態が輝いている。人に賞賛されることで輝くのではなく、その人自身が楽しく、自分の人生を味わい楽しんでいる状態だから、尊く輝く。それが素晴らしいと私は思います。
誰しもが尊く輝くことができ、その選択をできるのは、当人、自分のみです。自分がその道を選び、思いっきり向き合って、努力して楽しむことで、尊い輝きを得ると私は思います。限られた命のなかで、その人が楽しい、時間を忘れるほど没頭できる心の満足をたくさん経験したいと感じました。
（本日のご訪問は遅くなるか明日になります！）
