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科学的文書とエッセイ


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 卒業研究の説明を終えて、先生から自分が詰めきれていないところを指摘されました。難題に1つは対応、1つは見送り、今後の継続検討課題としました。

 

 以前にも書いていますが、説明をした内容での提出許可はもらっています。しかし、宿題に対して修正した内容は先生の確認なく最終提出して良いとのこと。私だけでなくみんなに対してです。先生の方針(わたしが変えられることではない)ですから仕方ありません。

 

 論文は2万字以上書くことを求められます。その2万字をエッセイではなく、科学的文書で書き上げるのです。

 

 エッセイはこのブログのように自分は〇〇と思うという、自分の考えや気持ちを科学的根拠がなく書くものです。

 

 科学的文書は、自分の考えや気持ちをかくものではありません。考察ではこれらのことを考えたことは、先行研究のA、Bに裏打ちされるものである。というように、根拠を

明確にして書くものです。もしかしたら異なるかもしれませんが、私はこのような考えで2万字以上の論文をもう直ぐ書き上げるところです。

 

 論文には、序論、本論、結論といった構成があり、先行研究を引用するときはたとえば、2020年に田中さんが書いた論文を引用したいときは、田中(2020)や(田中,2020)と著者と著者がその論文をいつかいたかをしめすこのようなルールもあります。

 

 卒業研究を提出した人の中に、これまでの経験をエッセイ風に書く人がいました。また、数々の本を参考にしたようですが、どの文章がどの作者から引用されたかも明確ではありませんでした。

 

 先生はふんわりとこことここはなおすようにと指示をしていました。ただ、それを修正すれば提出して良いということです。

 

 正直に、合否の判別、成績をつける基準がよくわかりません。少なくとも、論文はエッセイではありません。わたしもエッセイで20000字なら、このブログ内で書いた文章から、テーマを定めて、例えば目標管理として,月初にテーマを掲げて、月末に振り返る、その効能と続けることの効能を私基準で書くことはできます。ですがそれは、科学的文書ではありません。書くのは論文です。

 

 通信制大学だから,社会人を対象にしているから基準が緩やかなのかとは思いたくありません。実際に通学制大学の学生にもエッセイを書く人はいるでしょう。周りではなく、私が卒業研究に取り組む意義は、この2年間の学びの集大成であり、次の大学院に向けて論文を書くことにあります。

 

 この論文をベースに、大学院入試時に提出する研究計画書をつくります。大学院で審査されるのはそこです。(卒業研究も提出します)今の私にできることをやってかたちになったものです。未来に向けて頑張ります。

 

 提出まではあともう少し時間があります。自分と向き合って最後に納得のいくものを仕上げたいと思います。


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