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キラキラを望む人


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 以前一緒に働いていたことがある女性Cさん。仕事は目立つ、キラキラな仕事がしたい。

 

 キラキラな仕事とは、注目を浴びやすい仕事という意味です。イベント系だったり、役員秘書だったり。どちらも適性は異なります。しかし、実はどちらも目立つ時も瞬間的にはあるけれど、本当は裏方の仕事です。イベントはイベント企画者ではなく、イベントに参加する人が主役です。それをはき違えている人は結構いました。

 

 イベント系の仕事をしていると、タイミングでイベント企画者に注目が集まることがあります。私は過去にイベント企画、情報発信、コーディネート、懇談、司会などなど人に関する仕事を長く担当してきました。だけど、それは人目を浴びるのは0.05位、0.95は裏方仕事です。

 

 その頃は会社が好きで会社を良くしたいと心から思っていました。また、人が好きで、楽しみながら仕事をしていました。その姿はイキイキとキラキラしていた面もあったと思います。適性もあり、自分の持つ能力も活かしていました。

 

 今となっては会社を盛り上げたい愛社精神もありませんので、担当になってしまったら大いに苦痛です。人は変わるものです。

 

 話は戻り、Cさんの異動履歴を見ると、先に書いたキラキラ系の方に進もうとしています。会社の中でも権力がある人のお世話をする役割があったこともあり、その力を利用して異動しているように見えます。

 

 Cさんは以前記した「虎の威を借る狐」よりは人としてはノーマルです。しかし、共通点は人の悪口が多いこと。上司や一緒に働く人、気に入らない人をターゲットに不満を言っています。

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 私はC子さんの仕事選びの基準が、自分を位置づけることに仕事の中身があるような気がしています。この仕事をしていれば、話題になる、注目されやすいといったような。そして、目いっぱい頑張ってやってみるのだと思います。しかし、注目されることを目指していたら、自分が思うような注目や評価は得られない。それはキラキラとは違う。そうすると人の悪口を言うのかもしれません。

 

 「あの人はダメだ」「あの人は○○で来てない」「あの人は役割を果たしていない」私も言い続けていました。自分よりもそのような上司が評価されることも気に入りませんでした。ですがそんな事、悪口を言っていても自分が不愉快になるだけだし、相手は変わらない。悪口を言うことで相手が変わることなんてない。だから、こちらも変わることなく悪口を言わない程度の距離感を持って接することが大事です。今はそれがわかるようになった。

 

 さて、Cさんはどうなっていくのでしょう。思い通りにならず、悪口を言って離れていくのか、それとも望むキラキラを得るのか。私の言うキラキラは、自分を活かし、自分を楽しんでいるその内側からにじみ出るキラキラです。キラキラを得られるかはCさん次第です。

 


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