2022年年始に「自分がありたい方向性」を定めました。それは、「働くために生きている」から「自分の人生を生きる」こと。シフトチェンジに向けて「私(プライベート)・個(個人)」で「自分の人生を生きる」ために心がけたいことを22個掲げました。それぞれが関連しているので似たような内容となりますが、ひとつずつ掘り下げています。
6回目は「ないものではなく、あるものに目を向ける」です。
ここ数日「何者かになろうとしていた自分」、「足りない自分、足りなくない自分」を掘り下げたとき、新しい気づきがありました。
似たような内容ですが、少し異なる視点から掘り下げます。「足りない」と思うから「足りない」ものばかりが見える。つまり「足りない」ことに意識が向き続け、「足りない」ことばかりがおきる。
完璧にすべてを持つ人はいなく、人それぞれ強み、弱み、長所、短所という個性を持ちます。その個性に強弱はありますが何かが「足りていない」とは私は思いません。
自分が「ある」ことに目を向けていくと、自分の中にある「強み」や「長所」が引き出される。また、「弱み」や「短所」を知ることで、対応を選択できるようになると思うのです。
生きていれば、「弱い」ところ、「短所」が前に出ることもあります。それもすべて自分を受け入れ、認めることができるようになるととても楽になります。
私は自分らしさを取り戻し心豊かに生きていきたいと決意しています。日常の中で楽しいと感じたり、幸せだと感じたり。そういう時間を積み増さねて心地よくいきたいと思っています。
それには他人に認められることは必要ではありません。何かが足りないと思って、「何かをしなければいけない」、「こうあらなければならない」と思うのは自分には何かが「足りない」と思うから。
他人を基準に自分がこうあらねばいけないと考えるのは、他人軸で生きること。他人軸で生きていれば、一つ解決したらまた一つと次々と課題が出てきます。
人はその人の人生を生きています。その人の人生をつくれるのはその人自身。その人が幸せになるには、自分を受容すること。自分の人生を生きることに必要なのは自分。それはすでに持っているものです。
幸せだと思うことは、その人の感性が感じること。楽しいと思うこと、得意だと思うことも人それぞれ違う。それは自分だけがもっているもの。そういう意味で、私は私の人生を楽しむためにすでにあるものがたくさんあるのです。その感性を見失わないようにバランスを図る
苦手なことを克服してこうなりたいと自分が思うのであればそれに向けて頑張ることは苦になりません。他人のためだったり、他人に認められるために頑張ることは、あるものを活かすとい観点ではなくなってしまうように思います。
うまく言葉に表すことが難しいのですが、自分という自分の人生を生きること、自分を活かすことができるのは自分自身なのです。