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心豊かに生きていきたい

言葉に対する感覚⑥~言霊~


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夜寝る前と、朝起きてすぐにお祈りをしています。

 

 夜寝る前は今日一日、良かったことの振り返り、無事に過ごせたことの感謝、朝起きてすぐは、よく眠れたことに感謝、今日も一日無事に過ごせますようにお祈りしています。

 

 お祈りをすると良いと聞き、最初は「ありがとうございます」、「感謝」というように心の中で言葉を口にしていたのですが、その言葉を口にしながら一日を思い返したり、過去と今日を比べたりすると「良かった」、「ありがたい」という気持ちがたくさん出てきて、だんだん言葉に心がこもるようになっていきました。

 

 ある日ふと、今日一日は嫌なことがなかった。気になっていた何かがうまくいった。今日はよく眠れて寝ざめが良い等、日常の良いところに気がつく、気がつくことでこころが良い方に向いているように感じました。また、初めのころはお祈りをすることを忘れてしまいましたが、短くても心を込めて言葉を言うようになりました。

 

「言霊」って本当だと感じました。

 

 「言霊」とは、言葉に宿る魂。古代の日本人は、言葉に宿る霊力があると信じていたようです。その言葉が現実になると。

 

 「ありがとう」の一言。本心から「ありがとう」の気持ちを込めて言う言葉と、気持ちではにきただ口にする言葉だったり、何か言わなくてはという状況での「ありがとう」は受け手への伝わり方も違うと思います。

 

 こころから「ありがとう」の気持ちを込めて伝える「ありがとう」は言った本人もこころが満たされるような気がします。「ありがとう」とこころをこめていえるようになると、「ありがとう」と言いたくなることがたくさん見えてくるのだと思います。それが良い現実が見えてくることなのだと思います。

 

 また、何かしら引け目があったり、申し訳ない気持ちがあると必要以上に相手に誤ってしまうことがあります。何度も「ごめんなさい」をくりかえるよりも、心を込めてひとこと「ごめんなさい」と伝える方が伝わると思います。そして、その「ごめんなさい」は「ありがとう」と言い換えられることもたくさんあるのではないかと思います。

 

 心がこもった言葉は少なくていい。ひととしてつながっていたいひとには、心がこもった言葉を交わしていきたい、また自分のこころが満たされる言葉を選んでいきたいと思いました。


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