ryuchellさんがお亡くなりになられた。事務所で自殺されたとみられるそうです。
ryuchellさんは生まれた時の性別は男性、2016年にはタレントのpecoさんと結婚し、第1子が生まれました。ryucellさんは小さなころから可愛いものが好きだったそうです。pecoさんと離婚された後に、ご自身の性自認は女性であること、最近では、とても女性らしい感じがお写真にも表れていたように感じました。
自分らしく、自分を表現することを初めて矢先にお亡くなりになられたこと、報道の通り自殺ならば、こころの中に大きな何かを抱えていたのでしょう。
精神科医・産業医の井上智之先生がニュースにコメントされていた。
引き続き【報道ガイドラインの遵守】をお願いします。今この瞬間も『もう死にたい…』と揺れ動いている人がいることを絶対に忘れないでください。
自分らしく生きる表現をされながらも、ryuchellさんの生き方にはどこか生きづらさと戦っている姿を感じていた人もいたかも知れません。だからこそ、その苦悩の最後を見たような気もして、とても苦しく胸が張り裂けそうです。
多くの人が原因を探すかもしれません。メディアは周囲に聞き取り、SNSでは憶測が飛び交うかもしれません。しかし、自殺の原因はとても複雑で１つに絞ることはできません。遺族や関係者への接触は、その大前提を忘れずに執拗な付きまといは止めて下さい。
今後そのような内容を目にする人も、メディアは尺や分量の制限もあって単純化して伝えるしかないため、それだけが全てだと思わないように注意して下さい。
ryuchellさんのご冥福をお祈りいたします。
井上先生が書かれている「自分らしく生きる表現をされながらも、どこか生きづらさと闘っている姿を感じていた人もいたかも知れません。」とのお言葉に共感した。
ryuchellさんは、pecoさんと結婚しているときはカラッ通した笑顔をされていたように思うが、自分らしく生きる表現を積極的にされるようになってから、どこか憂いを帯びたような表情を感じることもあった。
今後の報道が、最も心を痛められているご遺族の方が苦しまないように、また必要以上の詮索をしない報道であってほしいと願います。
ryuchellさんのご冥福をお祈りいたします。
