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文章力


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 大学の授業で心理学の演習を行いました。その演習では3つの実験をやりました。一つはミュラー・リヤー錯視というもの。錯視とは視覚の錯覚です。錯覚は、実際の物理的現象とは異なって見えることを言います。ミュラー・リヤー錯視とは錯視のなかでも有名なものです。ご興味がある方は下記リンクをご覧ください。

illusion-forum.ilab.ntt.co.jp

 

 こちらの実験を大学で行いました。錯視について、先行研究では錯視はどのように述べられているか、そこから実験の仮説を立て、実験を行います。そしてその実験に必要な機材や手順、結果、考察、まとめをレポートとしてまとめます。

 

 実験自体はとても楽しかったです。実際に実験者(実験を実施する立場)と参加者(実際にミュラー・リヤー錯視の装置を動かしてみる立場)の両方をやってみて、本当に錯視が起きることを知りました。

 

 実験は楽しかったのです。が、これをレポートとしてまとめ上げなくてはいけません。そのレポートには、錯視を数値として集計し平均値を出したり、標準偏差といって平均値のまわりにどれくらいの値が分布しているか、また本実験とは別の実験では、t検定といって、2つのものをくらべて平均値に差があるかどうか、つまり統計の知識をレポートに反映する必要があります。

 

 それ以外にも、数値を集計し、グラフ等をつくるエクセルの使い方、文章を書くワードの使い方、心理学のレポートを書くお作法を反映するといった知識も必要になります。そしてもう一つ1文章力が求められます。

 

 エクセル、ワードの使い方は仕事で行っているため基本的なスキルは身についていますが、心理学のレポートを書くお作法、心理学の知見や統計の知識は学んだものを反映させます。それを文章にするには中身を理解する必要があります。そして頭の中で理解していることを実際に言葉として表現する文章力も求められます。

 

 私はもともと文章を書くのが苦手です。ですが、このブログを通じて毎日文章を書き、じぶんなりにわかりやすく自分が述べたいことを述べる工夫を重ねてきました。

 

 レポートでは、私が書いたレポートを見て、私が行った実験とをレポートを読んだ人が同じことができるくらい詳しく記述することが求められました。

 

 文章の種類は違いますが、ブログで文章を書いてきたことがレポートの執筆に大きく役立ちました。日ごろ自分のこころや頭にあることを文章にすることが根付いていたからか、実験の内容を咀嚼して文章にすることができました。

 

 昨日無事レポートを提出したのですが、科目修得試験の勉強が遅れているので今日から(これから)そちらを中心に進めます。

 

 実験の演習はあともう一度あります。そこで3つの実験を行い、レポートにまとめます。統計の知識は同級生に教えてもらいながら(単位を取っているのに理解できていません)というのは情けない限りですが、しっかりと反映できるように勉強していきます。


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