今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

自分のことしか考えていない人


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 先日知人Kさんと久しぶりに再会しました。そのKさんの言動があまりにかけ離れていました。

 

 Kさんは、最近は「自分のことしか考えていない人が多い。これまでの人生では、そういう人に会ってこなかった」と言います。とこれだけの言葉で意見を求められました。

 

 「どうしてそう思うのか」を聞いたら「皆さん、議論をする場で良いことしか言わない。私(K さん)が『こうしたらいいんじゃないか』と提案したら、誰も賛同しなかった。それどころか、周りの態度が変わり冷たくなった。良かれと思って言っているのに」と嘆いています。

 

 加えて、パワハラにあったそうです。その話は聞いていて気の毒に思いました。しかし、パワハラと感じた元となる事項は、Kさんが一定の基準に達していないことが原因でした。そのことを厳しく指摘されても仕方がないだろうと感じました。

 

 ですが、パワハラをした方の人は、なぜその言葉を選ぶ必要があったのか、そこには悪意があり、受け手(Kさん)が嫌な思いをすることは必至だとは感じます。

 

 そのパワハラをしてきた人が「心理学」を学んでいるそうで、「心理学に幻滅した」そうです。

 

 心理学を勉強している人が、パワハラをしないかというとそんなことはない。(適さないとは思います。)また、心理学を勉強する人がパワハラをした=心理学に幻滅したは極端すぎます。

 

 話は戻り「自分のことしか考えていない人」の話、大概の人は「自分のことしか考えていない」だけど「自分勝手ではない。」相手と並列に適切な距離で対応していると思います。

 

 「良かれと思って言っているのに」は、相手を思う自分のために言っていると私は思います。その情報を受け取る選択権は相手にあります。

 

 そんなことを考えていたら、「カフェでお茶しよう、もう少しだけ話をしたい」というので、付き合いました。

 

 急遽行きたいお店があると居酒屋に案内されました。なぜこのお店に来たのかというと「タバコが吸えるから」。今のご時世タバコを吸う人はそこに行きたいでしょうが、タバコが苦手な人はもっとも行きたくないところです。

 

 20分ほどして限界がきて、同行者は咳込み始めました。それでもKさんは持論を展開し話を辞めませんでした。

 

 「タバコ苦手で、体調に影響を及ぼしています」と伝えお開きにしました。その時は「気が付かなくてごめんなさい」と謝っていました。後日連絡がありましたが、タバコのことには触れていませんでした。

 

 タバコのお店に入室した時点で、「タバコが苦手」と言えなかったのは私のミスです。目の前の人たちが咳込み始めても話を辞めなかったkさん。Kさんは「自分が自分のことしか考えていなかった」ことに気付く日は来るでしょうか。私は線を引きたいと感じました。


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