今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

巨人の肩の上に立つ


スポンサードリンク

 『巨人の肩の上に立つ』Google Scholar の検索画面の下に記載されている言葉です。

 

Google Scholar とは、グーグルによると、以下記載があります。

Google Scholar では、さまざまな学術文献を簡単に検索できます。多岐にわたる分野と出典の論説、論文、書籍、要約、法律関係資料をお探しいただけます。


 現在卒業研究で選考論文を読み漁っています。先行研究を探すにはこの、Google Scholar にキーワードを入れて論文を探します。

https://scholar.google.co.jp/schhp?hl=ja

 

 そのGoogle Scholarの検索窓の下に、『巨人の肩の上に立つ』との言葉があります。

これはどういう意味でしょうか。

 国立国会図書館レファレンス協働データベースによると、以下記載があります。

その意味するところは、偉大な先人たちの業績や先行研究などを巨人に喩えて、現在の学術研究の新たな知見や視座、学問の進展といったものもそれらの積み重ねの上に構築され、新しい知の地平線が開かれることを端的に示した言葉とされる。

 

 論文を書くにあたり、例えば私が、「学校でいじめの加害者になる人は、自己肯定感が低い。いじめをなくすには自己肯定感を高める教育が必要だ」という仮説を立てたいとします。その理由は、「なんとなくそう思う」、「目の前でいじめをしていたのはそういう人だから」、「いじめっこは、自分を認められないから、他人をいじめることで自己肯定感を保とうとするから」と私が思うではだめなのです。

 

 過去の論文から、その仮説の下となることを誰かがそれを調べあげて、私が思っているのではなく、あの人もあの人もこう述べているという根拠を集めて、初めてその根拠から、自分の仮説を述べるという構成になります。

 

 上記の例で言えば、いじめの加害者が自己肯定感が低いというまとめを導いた論文を探します。自己肯定感を高めることが教育でできるのかも探します。

 

 上記のように、どれだけ論文を読んで、正しい知識を増やせるかが論文作成の鍵になります。

 

 通常論文は新しい方が良いと言われます。それは、社会の変化や技術の革新があるからです。心理学に関していうと、「査読」がなされているかが重要です。

「査読」とはウィキペディアによると以下記載があります。

学術雑誌に投稿された論文を、その分野を専門とする研究者が読んで内容の妥当性などをチェックし、掲載するか否かの判断材料にする評価や検証のことである[1][2]。研究助成団体に研究費を申請する際のそれも指すことがある。審査(しんさ、refereeing)とも呼ばれることがある。

 

 このような論文を探すことにGoogle Scholar の力を活用しています。そして、巨人の肩の上に立ち、心理学を学ぶ学生として卒業研究が書けるよう引き続き進めます。


スポンサードリンク