今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

流されないけど、流れに抗わない①


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 振り返れば、仕事において、「自分はできる。」「自分は正しい」、「この考えならいける」と主張していたように感じます。これは言葉を返せば、聞く人によっては、「あなたはできない。」、「あなたは正しくなく」、「あなたの考えではいけない」と聞こえていたのかもしれません。それは、自分から波風を立てること、流れに抗うことだったように思います。

 

 その私の言動の根っこには、他人と比べて「自分はダメではない」という気持ちが根底にあったと思います。私は、自分はダメではないと頑張っていたのですが、上司によっては、「なぜ,自分の考えに立てついて、反発してここまで言っててくるの」と思ったでしょう。考えが違う部下を「ダメ」と思うこともあったでしょう。

 

 私はこれに気がついていなかった。だから、自分が思うような評価は得られなかったのだと思う。

 

 人はいろいろな人がいて、一人一人違う、多様性がある。自分と考えが異なる人はいて当然。考えが異なる人が言うことは,自分を否定しているのではない。すごくシンプルだけど、本当の意味で分からないできた。この本当の意味がわかっている人は、一般的には懐が深い人に見られると思う。もっというと、ありのままの自分を受け入れている人。自分を受け入れているから、人を否定することも比較することもない。こういう人と接していると、私は受け入れられていると感じるから、「自分はダメではない」スイッチは発動されない。

 

 そもそも誰しも、自分は「ダメ」では無いのです。自分がダメだと勝手に決めてそう思い込んでいるのです。私が心身のバランスを崩したきっかけはこれにあったと思います。

 

うまく表現できないと思うのですが、書いてみます。

 

 私はダメではありません。私は自分の人生を生きる全ての力を持っています。今までとの差は、それを認識しているかしていないかです。言葉を変えていうと、自分(のその力)に気づき肯定しているか、否定しているかです。

 

 振り返れば、今の自分があるのは,過去その時々を生きてきた自分により詰みあがったものです。自分の人生を生きる力があったから、今があるのです。その現実を認める。それは、今までの人生に感謝することでもあります。

 

 ダメかどうかは誰が決めるのでしょう。他人,親きょうだい、伴侶といった家族,友人、職場の人間関係、コミュニティー、趣味関連、学業等々、自分を取り巻く関係は多々あります。少なくとも自分以外の他人が決める話ではありません。もし、相手が自分をダメというのなら、それは、相手の基準に自分が合わなかった、その側面において合わなかった。それだけのことです。(②につづく)


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