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アディクション


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 アディクション、簡単にいうと依存症。自分ではコントロールできずにのめり込んでしまう。大谷選手の通訳の水原氏がギャンブル依存症である事が発覚し、大谷選手の講座から胴元に、賭博でできた借金を返済していたことが判明しました。

 

 水原氏は、当初大谷選手が自分の借金を肩代わりしてくれた。は答えていたそうです。ですが翌日になり、自分は嘘をついていたと話しています。

 

 心理学の先生にアディクション(依存症)について話を聴くことができました。その先生曰く、アディクションの治療はとても難しい。臨床心理士のなかでもアディクションに関する知識を持っている人でないと対処できない。と話されていました。

 

 臨床心理士にはリファーと言って、自分では対処ができない、クライエントの利益にならないと判断するときは、その問題に対処できる人にリファー(紹介)する責任があります。

 

 その心理学の先生は、リファー(紹介)されることが多い方、難しさが伝わってきました。

 

 水原氏の嘘は大谷選手に疑いを向けることになりました。大谷選手は水原氏の違法賭博に気が付かなかったのか。水原氏は大谷選手の講座からどうやって胴元にお金を送金したのか。本当にそのことを大谷選手が気が付かなかったのか。大きくはこの3点の疑問が残っています。

 

 大谷選手と水原氏の関係性、大谷選手の個性から、私は本当に大谷選手は水原氏の野球賭博には気が付いていなかったのではないかと思います。

 

 大谷選手はお金に無頓着だったといいます。日本の子供たちにグローブを送る等の慈善活動もされており、そのいちいちを自分で管理していたとも思えません。きっと、身近にお金の管理をする人が別に居たのだと思います。それは水原氏かもしれないし、ほかの人かもしれない。つまり、大谷選手の口座から入出金ができる人は、大谷選手以外に居たのだと思います。

 

 それも巨額のお金、分散して管理していたと思います。その中の目立たない口座が狙われてしまったのかもしれません。

 

 大谷選手は水原氏のことを全面的に信頼していたと思います。水原氏が球団メンバーに告白した時が、大谷選手が事態の異変に気付いたときと言いますが、報道されるその時の様子やその後ホテルで2人ではなしたいという水原氏の申し出をきいていることからも、大谷選手は事実を確認しよう、水原氏の言葉を信頼しようとしていたように思います。

 

 胴元は、大谷選手の側近ということで狙ったのだと思います。水原氏はアディクション(依存症)と告白していることからも、ギャンブルに依存した。大谷選手の個性(お金に強い関心がない)もあり、数々の要素が組み合わさって悪循環が起きたのでしょう。

 

 大谷選手と水原氏の信頼関係は、テレビ画面を通しても伝わってくるものがありました。その信頼を裏切った水原氏の責任は大きい。水原氏は大谷選手を裏切ろうとしたわけではないでしょう。だけど、病気だからと言って他人の資金を無断で使うことは許されない。

 

 この問題どうなるのだろう。推移を見守ります。


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