今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

自分から敵をつくらない


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 2021年は私にとってさまざまなことがありました。このブログを始めるきっかけ、「振り返ると頑張りすぎた自分に気づき、自分らしい人生を取り戻し、心地よく、心豊かに生きていきたい」と感じるにいたる大きな出来事もありました。

 

 昨年末に、仕事でお世話になった方(この記事ではOさんと記します。)に小さな贈り物をしました。

 

 Oさんは長い間一緒に働いている私の上司にあたる人です。所属する部署の一部は専門知識を要する部分があり、Oさんはその部分を担うため、マネジメント職も兼ねて中途入社しました。

 

 Oさんはその知識に長け、穏やかな性格です。学者肌で自分の知識を武器に仕事をす強み。一方。仕事を進めていくうえでの別スキル、マネジメントや調整、企画等は不得手と感じていました。

 

 私はOさんのように専門知識はありませんが、仕事を進めるうえでの、企画、調整、実施のスキル、経験は私の方が長けている。また、長く勤めている分、会社のことをよく理解していると考えていました。

 

 私はOさんのことを上司としては頼りないと感じていました。マネジメントとしての役割を果たしてほしいのにその部分を期待することは難しい。Oさんが管理職であることに不満がありました。

 

 私はOさんの人柄よりも、Oさんのマネジメントへの不満からイライラし、嫌う気持ちが生まれました。それは私の発する言葉、態度にも出ていました。

 

 自分の気持ちを掘り下げてみると、私はOさんのことがうらやましかった。気に入らなかったのです。

 

 自分が努力して頑張っていても、思うような評価を得られない中で、パッときて、マネジメントができないのに上司になってしまったOさん。Oさんが嫌なのはうらやましく思う気持ちからだと気づきました。

 

 その気づきを自分の中で認める、受け入れることにだいぶ時間がかかりました。腑に落ちると、Oさんを嫌う気持ちも不思議と変わっていきました。

 

 Oさんに個別に贈り物をしたのは初めてでした。Oさんはなんとなく嬉しそうにしていました。もしかすると、Oさんは私に嫌われていることを感じていた中で、小さな贈り物をされたことは嬉しかったのかもしれません。

 

 年が明けて最初の挨拶を交わしたときに私に声をかけてくれた言葉は私がとても安心する言葉でした。なんとなく、気持ちが通じ合ったように感じました。

 

 私自身の不満や悔しさ、悲しさがさんOさんへのレッテルになり、自分から敵をつくってしまっていたのだと思います。

 

 この先、良いこと、悪いことあるかもしれませんが、今の気づきを忘れずに大切にしていきたい。

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