2022年年始に「自分がありたい方向性」を定めました。それは、「働くために生きている」から「自分の人生を生きる」こと。シフトチェンジに向けて「私(プライベート)・個(個人)」で「自分の人生を生きる」ために心がけたいことを22個掲げました。それぞれが関連しているので似たような内容となりますが、ひとつずつ掘り下げています。
(心がけたい22個はこちら)pleasantbreeze.hatenablog.com
⑭回目は「やりたくないことをやめる」です。
先日友人から「話したい、連絡してもいい?」というラインが入りました。2時間ほどお話をしました。
友人はいわゆるナンバー2、ナンバー1はワンマン、自己中、自分の利得しか考えない人。経営者としての才覚、嗅覚はあるのかもしれませんが、マネジメントはできない。
社員を自分の手足やモノくらいにしか考えていないと友人の話から感じていました。友人はナンバー2として、ナンバー1と社員の間に入り、その方針を翻訳し、協力体制を組めるよう努力を重ねてきました。その思いは、その会社の社会的役割、存在意義に共感できたから。長い間を頑張り続けていました。
その友人が「限界を迎えた」といいました。友人も私も、数年以上前から限界に近いと感じていました。それでも友人は「今は自分が抜けると大変だから」とずっと頑張り続けてきました。そして、友人は「限界を迎えた」と感じ、不安になり、私と話したくなったそうです。
お互いにいろいろと話していく中で「私たちって本当に真面目で責任感があるね。受け流したり、逃げてもいいのにね」と共感しあいました。
友人も私も、その仕事を通じての社会的役割や意義、お客さまのために、純粋に仕事の目的を果たそうと、自分のカタチを変えて、無理をして頑張って続けてきたのだと感じました。
自分が変えられない他人の至らないところを、間に入り調整、解決をする。その動きがあるからこそ連結され成り立っているのです。そこに感謝の意やねぎらいが伴えばまだ報われます。
ですが、自分のカタチを変えていくことで、その誠実な対応を都合よく利用し、あたりまえだと感じる身勝手な人はいます。無言の圧力をかけたり、暴言を吐く。そんな人に合わせて友人が身を削ることはない。
友人はとても社員に慕われています。ですが、友人がナンバー1に合わせ、自分のカタチを変えることに「限界を感じた」、「やりたくないことを辞める」のです。
友人と「自分と同じ状況の人から相談を受けたら、こういうというのはわかっているのだけれど、自分のことだとわからなくなるんだよね」、「そうそう、わかんなくなるね」と笑いあいました。「これからもずっと話そう」と話を終えました。
今回はとても大切な「友人」「親友」の話から、私が「親友」に対して感じたことを自分自身にもフィードバックしたい、その思いで記事にしました。