今を大切に生きる

心豊かに生きていきたい

チャットGPT


スポンサードリンク

 最近話題のチャットGPT、仕事で利用可能性を検討することになり、初めて実際の稼働状況を見ました。

 

 ちょうどその数日前に、同僚が無料版で個人のアカウントで質問をしたものをみせてくれました。

 

 その質問は、とあるサービスを利用するにあたって特定の法律に抵触するかどうかという質問です。

 

 チャットGPTの回答は、ポイントとなる法律のどこにどのように抵触する可能性があるかポイントはズレていないものが上がってきました。そして解答の日本語が自然なのです。

 

 仮に「詳しい人に聞いて、一般論ではこういう見解だった」と見せられても違和感のないものでした。

 

 何かわからないことをインターネットで検索するときは、自分でポイントを考えて、検索ワードを入れる。検索で引っかかってきた内容を自分で読み解く。引っかかってきたものを理解し、情報を取捨選択する。選択した内容をまとめる。これを一気にチャットGPTはこなすイメージです。それもほんの数十秒で。

 

 いわゆるチャットボットとは解答のレベル感が違います。チャットボットは質問に対して最も近いであろう定型文を内返してきているように見えます。チャットGPTは相手に合わせて解答を考えて返答できるのです。

 

 チャットGPTは、質問を重ねれば重ねるほど学習し賢くなっていきます。利用が増えれば増えるほどデータが蓄積され、賢くなっていきます。

 

 正直にびっくりしました。現時点ではチャットGPTの解答正しいかどうかは人間が判断することにはなりますが、今はそれができるでしょう。

 

 ですが将来、人間がその判断をし続けられるでしょうか。私は難しくなってくるのではないかとおもいます。

 

 人間も今まで学習したことや経験から解答を導きます。今後チャットGPTがその解答を導いてくれるなら、人間は学習をしなくなるようにおもいます。

 

 先に書いたように人工知能は使えば使うほど賢くなります。学習する分野も多岐に渡ります。1人の人が学べる領域、深さを超えていくのは目に見えています。そして人間のように疲労しません。

 

 人間でないとできないこと、どれくらい残るのでしょうか。

 

 初めてこの先、多くの仕事は無くなってくることを深く実感しました。

 

 人間が人工知能に支配される未来はすぐそこにあるのかもしれません。人工知能を使いこなすことが人間が生き残るのかもしれません。

 

 私はこの状況はとても恐ろしいと感じました。 


スポンサードリンク